二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

ネットのオークション見ていたら。

2017-01-03 13:48:02 | ■工房便り 総合 
皆さんあけましておめでとうございます。

良いお正月を迎えられましたか?

二胡弾きの皆さんがこの一年、楽しく二胡を弾いていけることを祈ります。

年末に、PCが壊れまして、新しく立ち上げるのに、四苦八苦。

今年も早くからいろいろ試して、ついでにめったに見ない、ネットのオークションなども見てみました。

光舜堂のお客様の中にも、ネットでこんなの買っちゃったと、お持ちになる方もかなりいらっしゃいます。

中には5万前後で、相当良い黒檀の二胡仕入れた方もいます。

そして、今はもう、ないといわれる黄花梨の二胡でした、という方もおられます。

これかわいいからと、龍頭の安めの二胡を購入して、人口皮のCDMに変えた方もいらっしゃいます。

結構使い道がありますね。

そんなこんなでネットのオークション見ていましたら。

なんと小葉紫檀の二胡という商品の多いことか、、、、

お前、画像見て違いが分かるのかよと、思われる方もいらっしゃるでしょうね。

もちろん、全部はわかりません。

黒檀と、時間のたった本物の小葉紫檀とは見分けがつきません。

縞黒檀と、カリマンタンエボニーも、時間がたってしまうとわかりません。

しかし今、ネットのオークションに出ている、小葉紫檀はは明らかに違いは判ります。

しかしこれもアフリカの小葉紫檀と言われてしまうと、

「ああそうですか!」としか言いようがありません。

しかし中にはこれなら買っておいてもよいなというのもありました。

どれとは言わないですが、めったにない貴重な材料というだけで、

楽器としてよいのかというと、そこは判りません。

私ならこの二胡購入して材料にしてしまうでしょうね。

8角形なので、私の好きな響きにはならないかもしれないのですが、良い材料です。

そうですね、ネットの問題は、たとえ見た目は、小葉紫檀であっても、楽器としてどうなのよ!

というのはかなり多いのではないでしょうか。

それは、皮を見ればある程度わかります。

面白いのは、私には明らかに人口皮(蛇皮のプリント)に見えるのですが、そこのことは、まったく、表示されていないものもありますね。

中にはそんなことを書かずにきっちりと「紫檀」と書いてあるものもあります。

画像を見ると手違い紫檀です。

これはなかなかに良さそうでした。

小葉紫檀といえば、光舜堂にご来店のお客様のなかには、本物の小葉紫檀の方がすごく多いです。

それもほとんど10年前くらいのものです。

それ以後の「紫檀」の中にはめっきり本物が減ってしまっています。

たぶん中国でも本物の小葉紫檀の数は減ってしまっているのでしょうね。

ご来店のお客さまで、もしネットで気になるものがある方は、ご来店の際相談に乗りますよ。

ただし、あくまでも画像ですから、100%は判りません。

まあ、こんな感じで、二胡のこと、いつでもご相談に乗ります。

今年も、一年、よろしくお付き合いくださいませ。

光舜堂店主 西野和宏

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