フト気が付いて、鉛筆弱音器は音の大小、そして多少音色の違いも作れるかもしれないという事で、いくつかやってみました。
鉛筆の長さによって、音の大きさは変えられます。普通は胴の端までの長さにすると、胴の木だけが振動する形ですから、かなり音は小さくなります。
しかし皮によっては、まだ新しいものなどは、鉛筆が真ん中あたりが皮に接触して皮も鳴りますので、古い楽器よりは音は大きくなってしまいます。
そこで、この画像のように、両端にフェルトや木の破片、あるいはボンドだけでも良いのですのです。
両端を持ちあげて、弦の当たるあたりが皮に接触しないようにすると、さらに音は小さくなり、いわゆる駒に取り付ける弱音器くらいになります。
この端に取り付ける位置や、取り付けるものによっても音の大きさも変わりますし、音色も変わります。
要するに、皮の端の方だけ振動させれば音は小さくなるという事になります。
皮の進化具合によっても音は変わります。
注意!しなければいけないのは長時間皮の一部だけを抑えることになりますからその部分の皮が伸びてきてしまうことも考えられます。ですので何日もそのまま鉛筆弱音器をつけっぱなしにしないようにしてください。練習する時だけにしましょう。
あるいは、必ず木軸(糸巻き)を緩めてください、これは普通の駒でも同じことが言えます。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ
わたくし4月に発表会を控えているのですが今仕事が忙しくて週末くらいしか練習ができません。
鉛筆を二胡の幅より少し短めにして試してみたところ、とても良いですね♪これなら夜や早朝でも気兼ねなく練習できます。ありがとうございます。
また、爺の健康なおど気遣いいただきましてありがとうございます。
背骨の骨折はなんとかついたようで、徐々に仕事を始めています。ありがとうございます