どうやら、関東は、梅雨の少しの晴れ間が続きそうです.
これで、建物そのものにやっとかかれます。
ここまで3週間、排水や、電気の引き込みや移設、そして土台の制作。
足場がかかるとなんとなく、さあ!これからという感じになりますね。
これから約4週間で建物の屋根まで上がるはずです。雨さえひどくなければ。
建物そのものは意外と早いのです。
それから私は入り口のドア枠や、窓の枠など作り始めて、外装に掛かる前に完了させなければ、いけませんね。
それから内装。
その前に内部の電気の配線。
楽器でもおなじですね。
胴の木を作ったりするのは意外と早いのです。
一日あればできます。
ただその前に、木を乾燥させて、動きを見て、棹の木の下ごしらえなど見えないところで大変時間がかかります。
皮張りもそうですね。
裁断して、水につけて、裏の脂肪を削り取って、それから締め金具を取り付けて、まず第一段階の締め。その動きをみながら、12ヶの金具を徐々に締め上げていきます。一日かけてゆっくりと。
1週間ほどそのまま置くと、伸びるところはさらに伸びます。
再度水につけて、それから締め直しです。そこからまた乾燥。
最後の張り上げの作業などは、一日なのです。
それから、音を出して仕上げるのに葉や張り、数日かかります。
建築と同じで、下地と仕上げに、大きく時間がとられますね。
どうやら、本格的に二胡弾きさん達に来ていただけるようになるのは、お盆明けくらいな感じがします。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ