昨日は、”基本形開店前準備その1”が終わったところまでお話しましたね。
さて、そして店主の一服タイム中、
ワタクシは、想定外のタイムロスに落ち着かず、
セカセカと動き回り準備をしていると、、、
ひょっこり、大阪の二胡友Yさんが、文字通り、顔から先にドアから顔を出しました!
メールやmixiのやりとりでは親しいYさんですが、実際お会いしたのは、1年も前に1度きり。
一瞬、店主は誰が来たのか判 . . . Read more
以前、珍しく駒作り氏とふたりでムルギーにランチに行ったときのこと。
出されたコップを撫でながら、氏が言いました。
「…俺、もうこれ見るだけで二胡を思い出すんだよね…」
……………(ぷ)
重症です
ちなみにこれはワタシの天。
二胡のボディもいろいろですが、天は確かにコップに似てる(笑)
ぷーろん
. . . Read more
二胡を愛する皆さま、こんにちは、西野の鞄持ちのほぉ です♪
暦の上では秋ですが、まだまだ暑いですねーーー!
今回はワタクシ、暑さのあまり、にょっきりと見苦しい足を出して出勤しました。
先日の竹林閣のパーティ時には、ワンピース姿だったワタクシを見て
「ほぉさんがスカート…ほぉさんがスカート…」と、うわ言の様につぶやき続け、
見慣れぬ恐ろしいものから相当なショックを受けていた船長は、
今回は、完全に . . . Read more
みなさん不思議に思われてる方も多いと思います。
二胡の、蘇州系と北京系の形の違い。
6角と8角ということではありません。
これは見れば一目瞭然。
事のついでに、6角と8角が何が違うかと言いますと、
先ず。面積が違います。8角の方が、同じ外径だとすると、
面積は大きいですね。
面積が大きいと、揺れる振動板が大きく鳴りますので当然、音は大きく鳴ります。
それから、低音は出易くなります。 . . . Read more
アートと違い、
デザインというのは、目的に合わせるという要素が有ります。
反対に、目的を如何に形にするかというのが、デザインと言ってよいと思います。
よく上げられるのが、飛行機や、ロケットでしょう。
如何に早く、空気抵抗を少なく出来るかというのが、ポイントになると思います。
楽器の目的と言うのは何でしょう?
その楽器が、一番効率よく、演奏しやすく、なおかつ、一番響くようにするということ . . . Read more
今、手元に、ランブータンという木があります。
ムクロジ科のライチに似た実がなる木です。
硬さは、今までの最高でしょう。
製材途中で、丸鋸の刃が、悲鳴をあげました。
黒檀が柔らかく感じます。
その重さは、、水に沈みます。
ほぼ、導管の無い木です。
でも肌の美しさは、桃の実のようです。
色も、桃の剥きたての色に近い物があります。
普通、果樹は実をとるために、木は大きく、太くはしません . . . Read more
油分です。
以前書いたように、水の中では、音も振動も良く伝わります。
二胡を作るには、木を良く乾かさなければいけません。
多分30年以上100年くらい。
それだけ乾かせば、普通の木なら、含水率15%位にまで落ち、
殆どが繊維質になっているはずです。
ところが、ローズウッド系や、黒檀系は、油分が多く、その油分が、
水分の抜けた後にも、残ります。
その油分が、二胡を良く鳴らすといってよ . . . Read more
先日、ボスがブログに、”西野家の家訓”を書いていた。
『 良い仕事をするには、
美味い物食べて、
似合う物着て、
良い女と付き合う 』
なるほど。。。
我がボス、二胡作りは、確かに家訓通りに生きているようだ。
グルメとは一線を画した、”本当の意味での美味しいもの”を知っていて、
工房ではいつも、塗料だらけ穴だらけの作業着だが、
キメる時は、その激しきギャップに、驚き . . . Read more
良い仕事をするには、
美味い物食べて、
似合う物着て、
良い女と付き合う。
これ、うちの代々の、良い物作りになるには?ということの家訓です。
私も、残すということを、考えなければならない年だと思います。
父にしろ、祖父にしろ、その晩年の作というのは目の当たりにしてきています。
しかし、私がその、父と祖父の作に、何か伝えられている事があるかと言うと、
ありません。
ただただ、今の . . . Read more
三味線は、元々細棹でした。
義太夫が出来たころでしょう、太棹というのが出来たのは。
太棹は、細棹の太さと比べると、5倍くらいはあります。
チェロのネックぐらいはあります。
その棹が響くので、遠くまで音が響きます。
門付け等の大衆演芸、外でも人に聞かせるというところから出てきた、楽器ということが言えます。
では、普通の二胡に、その太棹みたいな、直径4センチもあるような棹つけたら、なるかと . . . Read more