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まえがき&序文 ページ1
第1章 資本主義の限界
(1)資本主義は勝利していない
◇ソ連邦解体の意味 ページ2
◇ソ連型社会主義の実像
◇ソ連型社会主義の失敗 ページ3
◇資本主義の「勝利」と「未勝利」
(2)資本主義は暴走していない
◇グローバル資本主義の実像 ページ4
◇「資本主義暴走論」の陥穽
(3)資本主義は崩壊しない
◇ケインズの箴言 ページ5
◇打たれ強い資本主義
(4)資本主義は限界に達している
◇四つの限界 ページ6
(5)共産主義は怖くない
◇二方向の限界克服法 ページ7
◇共産主義のイメージ
第2章 共産主義社会の実際(一):生産
(1)商品生産はなされない
◇利潤追求より社会的協力 ページ8
◇無償供給の社会
◇文明史的問い
(2)貨幣支配から解放される
◇交換価値からの解放 ページ9
◇金融支配からの解放
◇共産主義と社会主義の違い
(3)計画経済に再挑戦する
◇古い経済計画モデル ページ10
◇持続可能的計画経済モデル
◇計画の実際
◇非官僚制的計画
(4)新たな生産組織が生まれる
◇社会的所有企業と自主管理企業 ページ11
◇生産事業機構と生産協同組合
◇諸企業と内部構造
◇農業生産機構 ページ12
◇消費事業組合
(5)土地は誰のものでもなくなる
◇共産主義と所有権 ページ13
◇土地所有制度の弊害
◇共産主義的土地管理制度
◇天然資源の管理
(6)エネルギー大革命が実現する
◇新エネルギー体系 ページ14
◇「原発ルネサンス」批判
◇「廃原発」への道
第3章 共産主義社会の実際(二):労働
(1)賃労働から解放される
◇賃労働の廃止 ページ15
◇資本主義的搾取の構造
◇「賃奴解放」宣言 ページ16
◇労働と消費の分離
(2)労働は全員の義務となるか
◇労働の義務と倫理 ページ17
◇職業配分のシステム
◇労働時間の短縮
(3)純粋自発労働制は可能か
◇人類学的問い ページ18
◇3K労働の義務?
◇職業創造の自由
◇超ロボット化社会
(4)婚姻はパートナーシップに道を譲る
◇婚姻家族モデルの揺らぎ ページ19
◇公証パートナーシップ制度
◇人口問題の解
(5)「男女平等」は過去のスローガンとなる
◇男女格差の要因 ページ20
◇共産主義とジェンダー
第4章 共産主義社会の実際(三):施政
(1)国家の廃止は可能だ
◇エンゲルスの嘆き ページ21
◇「税奴」としての国民
◇「兵奴」としての国民
◇民衆会議体制 ページ22
◇主権国家の揚棄
(2)地方自治が深化する
◇基軸としてのコミューン自治 ページ23
◇三ないし四層の地方自治
◇枠組み法と共通法
(3)「真の民主主義」が実現する
◇「選挙信仰」からの覚醒 ページ24
◇代議員抽選制
◇非職業としての政治
◇「ボス政治」からの脱却 ページ24a
◇多数決‐少数決制
◇大衆迎合の禁止
(4)官僚制が真に打破される
◇立法・行政機能の統合 ページ25
◇法律と政策ガイドライン
◇一般市民提案
◇官僚制の解体・転換
(5)警察制度は必要なくなる
◇犯罪の激減 ページ26
◇警防団と捜査委員会
◇交通安全本部と海上保安本部
◇特殊捜査機関
(6)裁判所制度は必要なくなる
◇共産主義的司法制度 ページ27
◇衡平委員と真実委員会
◇矯正保護委員会
◇護民監
◇法理委員会
◇弾劾法廷
第5章 共産主義社会の実際(四):厚生
(1)財源なき福祉は絵空事ではない
◇福祉国家の矛盾 ページ28
◇二つの「福祉社会」
◇無償の福祉
(2)年金も生活保護も必要なくなる
◇年金制度の不合理性 ページ29
◇共産主義的老後生活
◇社会事業評議会
(3)充足的な介護システムが完備する
◇介護の公共化 ページ30
◇介護と医療の融合
◇「おふたりさま」老後モデル
(4)名実ともにユニバーサルデザインが進む
◇脱施設化 ページ31
◇障碍者主体の生産事業体
◇「反差別」と心のバリアフリー
(5)環境‐福祉住宅が実現する
◇賃貸/ローンからの解放 ページ32
◇公営住宅供給の充実
◇環境と福祉の交差
(6)効率的かつ公平な医療が提供される
◇地域圏中心の医療制度 ページ33
◇医師の計画配置
◇保健所の役割
◇科学的かつ公正な製薬
第6章 共産主義社会の実際(五):教育
(1)子どもたちは社会が育てる
◇親中心主義からの脱却 ページ34
◇義務保育制
◇地域少年団活動
(2)構想力と独創性が重視される
◇先入見的イメージの払拭 ページ35
◇資本主義的知識階級制
◇知識資本制から知識共産制へ
(3)大学は廃止・転換される
◇知識階級制の牙城・大学 ページ36
◇学術研究センター化
(4)遠隔通信教育が原則となる
◇学校という名の収容所 ページ37
◇脱学校化へ向けて
(5)一貫制義務教育が始まる
◇ふるい落としからすくい取りへ ページ38
◇基本七科の概要
◇職業導入教育
(6)真の生涯教育が保障される
◇人生リセット教育 ページ39
◇多目的大学校と専門技能学校
◇高度専門職学院
◇ライフ・リセット社会へ
第7章 共産主義社会の実際(六):文化
(1)商品崇拝から解放される
◇「人間も商品なり」の資本主義 ページ40
◇本物・中身勝負の世界へ
(2)誰もが作家・芸術家
◇市場の検閲 ページ41
◇インターネット・コモンズの予示
◇開花する表現の自由
(3)マス・メディアの帝国は解体される
◇メディアの多様化 ページ42
◇誰もが記者
(4)競争の文化は衰退する
◇資本主義的生存競争 ページ43
◇共存本能の可能性
◇共産主義的切磋琢磨
◇究極の自殺予防策
(5)シンプル・イズ・ザ・ベスト
◇シンプルな社会文化 ページ44
◇四つのシンプルさ
◇人間の顔をした近代
第8章 新しい革命運動
(1)革命の主体は民衆だ
◇革命という政治事業 ページ45
◇マルクス主義的「模範」回答
◇困難な「プロレタリア革命」
◇「プロレタリア革命」の脱構築 ページ46
◇「搾取」という共通標識
◇「プレビアン革命」の可能性
(2)革命にはもう一つの方法がある
◇革命の方法論 ページ47
◇民衆蜂起
◇集団的不投票
(3)共産党とは別様に
◇革命運動体としての民衆会議 ページ48
◇革命前民衆会議の概要①―世界民衆会議
◇革命前民衆会議の概要②―各国民衆会議
◇しなやかな結集体 ページ49
◇赤と緑の融合
◇集団的不投票運動
◇対抗的立法活動
◇政党化の禁欲
(4)まずは意識革命から
◇「幸福感」の錯覚 ページ50
◇「老人革命」の可能性
◇文化変容戦略
◇有機的文化人
第9章 非武装革命のプロセス
(1)革命のタイミングを計る
◇社会的苦痛の持続 ページ51
◇晩期資本主義の時代
◇民衆会議の結成機運
(2)対抗権力状況を作り出す
◇未然革命 ページ52
◇集団的不投票の実行
◇政治的権利としての「棄権」
◇対抗権力状況の確定
◇共産党に対抗する共産主義革命 ページ53
◇共産党の自主的解散?
◇反共革命に非ず
◇民衆会議=真のソヴィエト
(3)革命体制を樹立する
◇対抗権力状況の解除 ページ54
◇移行期集中制
◇「プロレタリアート独裁」との違い
(4)移行期の工程を進める
◇移行期工程の準備 ページ55
◇初期憲章(憲法)の起草
◇共和制の樹立
(◇経済移行計画)
◇革命防衛
◇移行期行政
◇軍廃計画の推進
◇移行期司法
◇代議員免許試験の実施
◇制憲民衆会議の招集
◇初期憲章の施行
(5)経済移行計画を進める
◇経済移行計画 ページ56
◇基幹産業の統合
◇貨幣制度廃止準備
◇土地革命
◇農業の再編
◇告知と試行
(6)共産主義社会が始まる
◇最初期共産主義 ページ57
◇通貨制度の廃止
◇計画経済の始動
◇社会革命の進行
◇全土民衆会議の発足
◇政府機構の廃止
◇軍廃計画の実行
◇完成憲章の制定
◇成熟期共産主義から高度共産主義へ
第10章 世界共同体へ
(1)「ドミノ革命」を起こす
◇マルクスとエンゲルスの大言壮語 ページ58
◇革命の地政学
(2)地球を共産化する
◇世界共同体の創設 ページ59
◇世界共同体の基本構制
◇グローバル計画経済
◇共産主義の普遍性
(3)国際連合を脱構築する
◇国際連合という人類史的経験 ページ60
◇人類共同体化
◇五つの汎域圏
◇南半球重視の運営
◇世界公用語の論議
◇非官僚制的運営 ページ61
◇経済統合機能の促進
◇人権保障部門の強化
◇地球観測体制の整備
◇地球規模での戦争放棄
(4)恒久平和が確立される
◇軍備の廃止 ページ62
◇司法的解決と紛争調停/平和工作
◇平和維持巡視隊と航空宇宙警備隊
◇軍需経済からの決別
あとがき ページ63