かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

風景:秋空・・・そして後光の夕焼け

2009年09月09日 | 風景
すっかり秋らしくなって過ごし易く、青空も高く見え、雲もいわし雲・・・透明度が上がって妙義山~鼻曲山の姿が美しいですね。
でも、浅間は雲を被って見えません。手前はコンニャクで硫酸銅の消毒液がたっぷりと掛かっています。コンニャクは病気になりやすいので消毒が大変です。


そして、仕事が終わり所用があって下磯部を走っていると素晴らしい夕焼けです。・・・なんと、妙義山から光条が発し、まるで後光が差しているようです。


妙義山の西・・・長野県は晴れなのでしょう。雲と地平線の間から沈みかけた太陽の光が差し込み妙義の山並みに沿って光条となって見えたのだと思います。


そして、暫く走って振り返るとまたまた面白い景色に・・・夕焼けが赤く染める雲の形(逆の台形)と稲穂がたなびく田圃の形がまるっきり同じ・・・思わずシャッターをきってしまいました。



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華奢な体の狩人:キゴシジガバチ

2009年09月09日 | 動物
我が家の庭から廊下への上がり框のところで黒と黄色が目立つ華奢なハチがホバリングをしていて、その後に下の方の隙間に潜っていきました。狭いところでのぞき込むことも出来ないので暫く待っていると飛び出してきて庭の垣根を跳び越えて行きました。そして、また戻ってきて潜り込むという行為を繰り返しています。
垣根の先は道路で、その先は空き地です。そこにはヨウシュヤマゴボウやコセンダングサなどの叢があります。多分、その辺りを活動の場にしているのではないかなと目星を付けて観察していると案の定、忙しそうに葉や茎の間を獲物のクモを探して飛び回っている「キゴシジガバチ(黄腰似我蜂)」が数尾いました。



キゴシジガバチは名前のとおり腰が黄色いハチです。それにしても、この腰の細さは今にも折れてしまうのではないかと言うほど細いですよね。そして足も黄色と黒で目立つハチです。




このハチは、1カ所にじっとしていることがなく葉の付け根をのぞき込んだり葉裏を見て回ったり、次の葉に飛び移ったりとしているため撮影は上手く行きません。何とか撮れたのがこの数枚だけでした。



多分、我が家の上がり框の陰に入っていったのは、巣を作ったり幼虫の餌となるクモを運んでいたりしたのでしょう。残念ながら泥を運んだりクモを捕ったりしているところは確認できませんでしたが・・・。

このハチに似ているけれど腰が黄色くないのが「アメリカジガバチ」だそうです。第二次大戦敗戦後に進駐軍と一緒に日本に入ってきて、「キゴシジガバチ」と同じようにクモを捕って幼虫を育てるため競合が激しく、在来の「キゴシジガバチ」が減ってきて地域によっては絶滅危惧種になっているのだそうです。


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