秋空の元、林内を歩いているとよく似たような葉っぱの樹木が・・・
でも果実は垂れ下がった赤い果実と・・・
上に房状に伸びた穂に黒い果実・・・
赤みを帯びた葉柄に厚ぼったくゴワゴワした感じの葉でよく似ていますが、赤い実の方はイイギリでイイギリ科イイギリ属の樹木です。昔、葉を飯を包むために使ったので飯桐(イイギリ)なのだそうで、名前の一部になっている桐はゴマノハグサ科で別の樹木です。
黒い実の方はアカメガシワでトウダイグサ科アカメガシワ属のパイオニア植物・・・空き地や伐採跡地に他の樹木よりも先に侵入してきます。
ともに生薬や染料植物として利用されているのですが、昔の人は、植物に詳しく色々に利用していたのですね。その知恵に脱帽です。
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