昨日は朝までは雨模様でしたが、その後は晴れて25℃以上になってしまいました。そして、夕方には綺麗な月が見えていました。九十九川沿いから見た夕暮れの妙義山が郷愁を誘います。
さて、昨日に引き続き、湖における放射性セシウムについての考察?です。多くの人が「湖底の泥を剥がなければ無理だろうし、物理的に出来ないよ」と、そして「自然に減っていくのを待つしかないだろう」と言っています。
それでは、何もしなければどのくらいで減るのだろうかと計算してみました。
ご存知のとおり、セシウム137の半減期は約30年、セシウム134の半減期は2年となっています。そして赤城で検出されたセシウム134と137の割合は、9月12日の結果を見るとセシウム134の数値が307ベクレル、セシウム137の数値が343ベクレルで合計650ベクレルでしたので47%と53%でした。
さて、これ以上の流入や降下が無く、生物濃縮も起こらないで数値が増えないと仮定して減少の計算をして見ます。
セシウム134の半減期は2年ですからCs-134=0.5^(1/2)に減っていきます。そしてセシウム137の半減期は30年ですからCs-137=0.5^(1/30)に減少・・・面倒くさいのでエクセルで計算して表にしてみました。
現在の赤城の数値(650Bq、1:1)とすると、1年目は547Bqで暫定基準値を超えていますが、2年目は473Bqで暫定基準値以下になります。でも、400台ではねぇ~
半減するのが6年目頃、暫定基準値の半分になるのが12年目となります。あくまで理論値ですが、ここまで待っているのも我慢しきれませんし、赤城観光・特にワカサギ釣りに取っては大打撃です。そこで何か打つ手はないのかと考えてみたのですが・・・
また、また、続く!
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