元旦から冬芽ネタで失礼しますが、サワグルミの冬芽です。
サワグルミはクルミ科サワグルミ属の高木で樹皮は老木では縦に裂け、木肌だけ見ているとシオジやカツラと間違えてしまいそうです。
サワグルミの一年生枝はやや太く無毛で、枝には多数の皮目があります。冬芽は紡錘形で灰褐色の毛が密生した2枚の芽鱗に包まれて、芽鱗の合わさり目が稜となります。
この芽鱗は12月頃には剥がれて落下して芽が裸出してしまいます。これから本格的な冬になるという時期に芽鱗という服を脱いでしまうのですから相当暑がりなのでしょうかね?
葉痕は盛り上がって大きく目立ちます。枝の下の方ほど大きくて心形や腎形となり、上に行くと小さく三角形になっていきます。
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