ヤマコウバシはクスノキ科クロモジ属の小高木で、枝を折るとクロモジ属特有の良い香りがしてきて、別名ヤマコショウとかショウブノキとか呼ばれています。
この木の特徴は葉柄の基部に離層が出来ないため、冬になって葉が枯れても枝から落ちずに付いて居るので遠くから見てもヤマコウバシと分かるのです・・・もの持ちのいい木なのですね。
そして、前にクロモジ属の特徴は紡錘形の葉芽と柄の付いた球形の花芽と書いたのですが、ヤマコウバシには球形の花芽が無く、葉芽と花芽が一つの冬芽に入ってしまった混芽なのです。その為なのか、冬芽が大きいですね!
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