庭の草取りをしていて、「最近、シロバナタンポポが増えたなぁ~」と眺めていると、数本まとまって咲いていたシロバナタンポポの傍に黄色いタンポポが2株ほど咲いていた!
外来種のセイヨウタンポポとちょっと違うなと観察してみたら、どうもエゾタンポポのようだ。 近くにはセイヨウタンポポもたくさん見られ我が家の庭は勢力争いの場となっているようだ(笑)
在来種であるシロバナタンポポは西日本に多いのだけど温暖化の影響で勢力を拡大しているようだ・・・
シロバナタンポポは、カンサイタンポポと朝鮮半島のケイリンシロバナタンポポとの雑種起源の可能性が高いそうで5倍体だから単為生殖で増えるらしい。
総苞片は咲いているときは反り返らないのだけど、花が閉じると反り返り始め、種になると反り返ってしまう!
エゾタンポポは、総苞片が卵形でカントウタンポポのような先端の角状突起が見られない・・・
エゾタンポポは2倍体だけど3倍体・4倍体もある。 本州のものは2倍体が多いらしい!
そして今一番勢力を伸ばしているのがセイヨウタンポポだ・・・
総苞片が反り返るのが特徴で、日本に定着した西洋タンポポは3倍体なので無性生殖でどんどん増えている。
関東地方の在来種はカントウタンポポなのだけど、最近はほとんど見られなくなってしまった(涙)
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