庭のコバノガマズミの花が満開・・・花が終わりに近づいてきたので花の中心部が赤味を帯びてきたけどね!
枝先に散房花序を出して白色の5裂した花を咲かせる。 雄しべは5個、雌しべは1個で短い・・・花粉を出し終わると花弁とそれに合着した雄しべは落花する。 これだけたくさん花を咲かせて実は数個しかできず受粉効率が悪いんだ!
花序の柄に星状毛と粗毛が密生して苞(花の根元に付く小さな葉)が目立つ・・・
葉は対生で表裏ともに星状毛が有って葉柄が短く托葉(葉柄の根元に付く葉状片)がある。 同属のガマズミやミヤマガマズミ、オトコヨウゾメには托葉が無い、特に花も葉もよく似たオトコヨウゾメは冬芽の芽鱗(冬芽を包むうろこ状のもの)が無毛で赤黒く艶があり托葉が無いので、芽鱗に毛が有って托葉があるミヤマガマズミとの重要な判別点だね!
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