ワカサギ・ネタばかりが続いて「冬芽と葉痕」の記事がたまる一方ですので、たまには「冬芽と葉痕2016」シリーズをアップしておきます。
今回はツツジを2つとシキミ・・・
サラサドウダンはツツジ科ドウダンツツジ属の落葉小高木で淡紅白色の釣鐘型の花冠に紅色の縦筋が有るのが特徴の深山に生えるツツジで庭園樹としても人気が有ります。
小枝は灰褐色で側生枝は往々にして輪生状に分岐します。1年生枝は稜が目立ちます。長枝は側芽が発達せず葉痕が枝先に集中します。
短枝の頂芽は葉痕が少ないです。そして果軸が残っています。アクセサリーのようですよね・・・
葉痕は三角形で盛り上がらず維管束痕は1つ見られます。
(冬芽と葉痕:201種類目)
次はエゾムラサキツツジ・・・単独にアップするには画像数が少ないので一緒にアップさせてもらいます。
亜高山帯に生育する半落葉低木のツツジで冬芽は約1cmくらいで枝先に集まって付きます。芽鱗が赤味を帯びた茶色で縁に白い短毛が密生しています・・・
(冬芽と葉痕:202種類目)
もう一つ追加はシキミ・・・仏教によく使われる落葉小高木で樹全体が有毒で時に実が有毒で「悪しき実」と言われ名前の由来とも言われていますが、葉などは抹香の匂いがしてお香を作ったり材から数珠を作ったりするようです。冬芽は花芽は球形で葉芽は長卵形ですが今シーズンは暖かくて展開し始めてしまいました・・・
(冬芽と葉痕:203種類目)
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「冬芽の詩」
「ぜったいに守るよ」
いのちをかけて守るよ
だって自分の子供だもん
何があってもたすけるよ
大きくそだってね
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(「冬芽の詩」は某小学校の子供さんたちが私の冬芽の写真を見て書いてくれたものです)
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やはりこないだまでの暖冬傾向だと先に開いてしまう芽がちらほら出てしまいますね。そこに今の様な寒気が来てしまうと、開いてしまった分は耐えられないでしょうね。
暖冬傾向で芽が膨らんだり早くに開花してしまったものなどたくさんありますね。
そして植物も動物も気候の急激な変化について行けなくて困ったものです。こんなことが続くと絶滅危惧種が増えって行ってしまいますね!