しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

富裕層の平均年齢は72歳!

2010年11月30日 | Weblog
日本では1947年から2005年まで存在した「長者番付」
正式には「高額納税者公示制度」で日本の資産家のデータが得られた。
経営コンサルタントによる富裕層ビジネスの分析報告が興味を引いた。

今回調査された資産家のデータは3つのシンプルな富裕層の条件のポイント化であった。
①富裕層の条件のポイント化、②9500万人への点数付け、③ランキング及び上位の抽出。
長者番付掲載回数3.5回以上による一時的な「会社の上場」「遺産の相続」で載る人の排除を行った。職業属性は一定規模以上の会社経営層、医師、弁護士、公認会計士、議員、高官、著名人、大学教授などに他の判断要素を加え、「株ランドスケープ社」の750万件の企業データによる分析でした。
16点以上の獲得者から年齢を割り出すと、平均は「72.6歳」となった。
「70代」は34.3%、「60代」は26.9%、「80台」18.6%だった。
既に現役を引退している年代層が多いということは、それだけ長期間、安定した資産を保有している証となる。この調査でビリオネア(億万長者)とされた人の数は「2万6386人」であった。

日本の総人口(約1億2千万人)から考えると「0.02%」であった。つまり5000人に一人という割合だった。このビリオネイアが保有する金融資産は「約50兆円」、日本の国民全体が保有すると推定される金融資産1460兆円(2008年)の約「3%」を保有していた。この3%という数字は日本の税収に匹敵する。
一人あたりの資産は平均「20億円」だった。この金額のかなりの部分が金融商品を有し、金融市場で運用している。そうです。

従来ミリオネア(100万長者)として資産家を捉えていた基準は案外的はずれだった。
金融資産1億円以上、年収3000万以上という括りで考えていた従来の「富裕層」は100人に一人、全国に120万~140万人規模で存在する。
日本の「累進課税」制度での税金は40%。仮に3千万の世帯収入があっても40%の税金1200万円が国庫に納まる。1800万円が手元に残っても、「住居」、「教育」、「交際費用」に多額の金のかかるこの程度の富裕層は月給30万で家賃や食費を抑えて堅実な生活をしている人と貯金できる金額は大差ない。との分析でした。

認識を新しくできました。結論!
日本における資産家とは5千人に一人、資産20億円以上、ビリオネア(億万長者)と呼ばれる僅か0.02%の人達(2万6千人)の人達のことを指す。平均年齢「72.6歳」の高齢者層。
そうゆうことのようでした。

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