しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

路線の違い

2011年07月15日 | Weblog
小生の所属するボランテイア団体の例会があった。
東日本大震災が起こった為、自粛・中止となった町興しイベント
「~通りつつじ祭り」の今後の活動についての意見交換が目的だった。

行政から「都市景観室」ということで地域の都市景観を整備する立場で協力を仰いでいる担当者も出席された。
会長、会計、の他一般会員は5名という寂しい会議だった。(来賓の行政担当者は除外)
地域の景観を守る補助金制度ということで行政が地域の町興し目的での街並み整備に充てられる補助金制度の説明が主な内容だった。

そもそも「イベントが中止」となったら何をするかという議論が行われていない。
小生は「~通りつつじ祭り」に関わりたい。と思って参加した「ボランテイアサークル」である。
同じ意識で入った会員も他にいた。
大勢の会員組織のサークルでない。総勢で20人に満たない。過去6回に亘って「祭り」を実施できた。
評判も徐々に上がり、
地域住民の協賛金もイベントで係る経費を上回る程となった。
地域住民とのふれあいを深め、この地域が住んでいてよかったと思える町興しイベントとして協賛する。
そんな意識の高まりがあった。

先回の総会(突然開かれた)。通常例会と思って参加したら総会議案書が配布され、総会・議案・規約が提示され会長の一人進行で終了した。
補助金を得る為に「商業部」が必要。規約が必要。それは理解できる。しかし、祭り以外のイベントが「主」である。
との認識の様だった。
「商店街の活性化」「地域景観」「地域清掃」「地域緑化」それらを支えるイベントとしてマンパワーを
動員してのお祭りイベントという位置づけの様であった。

「商店街の活性化」「地域景観」は小生のこのサークルに入る目的意識になかった。
会長、会計の主張は「祭り」はあくまでもメインでない。と主張する。
小生の認識は異なる。祭りを実施することによってマンパワーを動員できる。地域連帯が深まる。
そもそも数少ないマンパワーであるにもかかわらず、祭りを中止して求心力が低下した団体が路線議論を深める議論もないまま「商業部」「地域景観」と商業活動に無縁の一暇人が関わる事に躊躇心が高まった。

メンバーの顔ぶれを見てみると、商店主、会社経営者、が確かに多い。ああ、そうか。そうゆうことか。
このボランテイアサークルは「商店街サークル」の町おこしを主目的としている。
商事活動に無縁の一隠居老人が参加する団体ではない。そのことに気づいた会員が例会に出なくなっている。
「路線の違い」は大きい。
あと数回会合で路線の確認が取れれば判断できるかもしれない。
設立目的と運営主体、マンパワー等力量認識、会員の意識と執行部の意識乖離はないのか。先延ばしは得策でない。
主張して真意を測り判断してゆきたい。

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