しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

高齢者や障害者を見守る事業

2011年07月21日 | Weblog
地域の高齢者や障害者を見守り、支え合う社会を目指し、その活動を行う事業に対して補助金を交付して支援します。
という「新潟県地域支え合い体制づくり事業の募集」という会議に参加しました。

新潟市の自治会館という会場で150名程度の参加者だった。
介護事業者、NPO、自治会、コミ協、福祉事業者、ボランテイア団体などが参加した。

「高齢者虐待」「認知症」「孤立死」が近所で目につくことはないか。
いつもと様子が違う、心配なことが起きているようだ。
自宅から高齢者、家族の怒鳴り声、悲鳴、物を投げる音が聞こえる。
天気が悪くても、高齢者が長時間外に出ている姿が見受けられる。
暗くなっても、電気がつかない。または、電気が付きっぱなし。
日付や場所の見当がつかない。道に迷う、何度も同じことを尋ねる。
近所づきあいがなく、高齢者に合わせてもらえない。

「地域見守り活動」に行政として助成したい。という内容だった。
①「地域の支え合い活動の立ち上げ」として

●日常の見守り、声かけ、緊急時の支援活動
●介護者・障害者・親子等の交流会・イベント活動
●高齢者の日常生活を支える活動(買い物、相談、移動、配食、除雪、力仕事などの支援)
●地域の見守り・防犯・防災パトロール活動
●配食サービス活動
●様々な有償ボランテイア活動など
上記は1事業につき「350万円まで補助します」

②「地域活動の拠点づくり」として

●高齢者をはじめとする地域住民の交流の場(スペース)づくり
●配食サービス・移動販売活動の拠点整備
上記は1事業につき「100万円まで補助します」

非常にけっこうな提案と思います。
採択件数は50件程度を想定。予算(今年だけ)確保した由。
県下3箇所に説明会場を用意し開催中である。

たいへん結構な企画・会議内容なのであるが大変不満に思ったことがある。
応募期限が「7月29日(金)まで」とある。
7月20日、22日、22日、と県下3箇所に会議を開催して説明・募集。締切が7月中とは!
これでは応募できない。期間がなさすぎる。応募申請書には定款、会則、役員、会員名簿、会計報告者、活動記録、等
資料の添付を求めている。1週間程度の準備期間で会議合意を計り資料作成、申請するなんてことが可能か?

あほか~。行政の認識の甘さの最たるものだ。
小生の所属する団体だって会議を即招集できる訳でない。できても決定、申請までのステップは時間がかかる。
じゃあ来年度に回したら。と思ったら「来年はこの予算はありません」と回答してきた。
文句を言ったら「おたおたした態度に変わり、3.11大震災の影響で会議招集が遅れました」と頭をかく。
4箇月遅れたとしても次年度予算がないこの種の会議は半年前に開催してしかるべきではなかろうか。
駐車場の対応の悪さ(入庫を拒否された)もあって怒りで赤くなって帰宅しました。この日は新潟市の最高気温は36度でした。水風呂に入って頭と体を冷やしておりました。

「福祉保険部高齢者福祉保険課」さん。明日以降の会議でも多分文句が出ますぞ!

ブログランキング

人気ブログランキングへ