領有権問題で中国、韓国はすぐに反応して日本排斥のデモ行進。大使館前での過激な行動を起こす。
日本ではどうかというと、日本人も不快なのだがデモと言う形での行動を起こさない。本来中国、韓国同様に市民がデモを組織して抗議行動を起こせば政府だって嬉しい筈なのだが、おとなしすぎる。中国みたいにデモを呼びかけるネットを削除するとゆう強権報道が羨ましいほどだ。
何故、日本はこれほどまでにデモや労働争議が低調になったのか。
デモ活動を行う際、必要とされる「道路交通法」および、都府県、市条例が定める「公安条例」の遵守。労働組合の衰退によるデモ実施率、動員力の低下がある。反して会社組織への忠誠心の固定化がある。サービス残業の定例化(大企業にして恒常化)
左派政党の衰退と60年代デモの後遺症。国鉄ストライキ闘争から国民が不支持の転換に入ってしまったこと。1億総中産階級意識時代の後遺症。デモをしても何も変わらないとしたあきらめ意識。頼みとする政党の力量不足。期待と実行力との乖離。何も変わらないとする市民活動のあきらめ意識。新たな活動家の人材不足。
他国と異なる政治、経済、労働、歴史、の環境の差が生み出す兆候と言えなくもない。
生活にゆとりの無い層が増え、政治に関心の薄い層(無党派層)が増え、政治に力量の伴わない政治家が増え、政策を決めても(マニュフェスト)守らぬ政党が与党となり、野党も力量を発揮できる人材も力も無い。
結論!=日本で何故デモは起きないのか?
民意を問う機会が限られ、硬直化した組織にあきらめの意識が国民に定着してしまったことが最大要因だろう。解散・総選挙。秋には実施してほしい。