しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

怒りは突然現れる。

2017年05月27日 | Weblog
加計学園の問題が大きくなっている。発言した人がOBであるが、その覚悟を感じる。「官僚は時の政権の使用人。有形無形の圧力に忖度しなくてはならない。その中で当たり前の事実を顔を出して証言した。腹が座って立派だ。「よほどの思いがあったのだろう。事務方トップの事務次官は組織防衛を熟知しており、自分の発言が組織にどうゆう結果を生むか、わかっている。
半世紀も認可が認められてこなかった獣医学部の新設。首相の友人が申請したら認可が下りた。「総理の意向」が効いたとする。
「内閣人事局」首相の意向を反映して幹部人事を一元管理し、実質的な幹部の人事権を握っている。従来の各省庁側がまとめた人事案から
「政治主導」を重視する意図を持った組織に移行していった。米国では三権分離で大統領がFBI長官の首を切っても司法省が待ったをかける。
大統領令を頻発しても裁判所は待ったをかけれる。日本はどうかと言うと大分トーンダウンする。
政治主導・忖度・が幅を利かせている。自分の思いを形にしたかったのだろう。ただ、退職してから行動を起こした事に潔さが欠けていた。
現役の時に職を賭けて行動を起こしてほしかった。退職金を確保して、年金を確実な物にしてからの行動。
それでは、怒りの本気度はトーンダウンする。本当の怒りが薄れてくる。制度の不備を突く行動としても本気度が劣る。
職を賭けて行動を起こしてもらいたかった。本気度が違う。自分の残る立場を確保してからの行動。アピール度が劣る。
勝負はあった。

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