( 副題 注意 俳句熱中症とあり )
菖蒲田の水の十字路さやぎけり
俳句仲間のはあ様から送られてきた宗匠の写真
まあ、お若いのに立派だ事!
でもこれが菖蒲田だから良いものの、青木が原の樹海の
入り口のベンチでも東尋坊の崖の上でも似合ってしまう
俳人の悲しさであります。
よくぞ撮って下さいました。
写生の姿はこうであり、吟行地に入ったら単独。あまり
動き回らず、その景色に感じるものあればじっとして
体中の感覚を研ぎ澄ますことにほかなりません。
この場所に約20分間じっとしていました。
それで得たものが掲句で、句の拙さは有れど
自分としての発見「水の十字路」が有りました。
なぁんだ、と言われてしまえばそれまでですがね。
その日の発見は俳句心を前向きに昂揚させてくれました。
その昂揚は毎日ブログを書いたり、俳句を詠んだりする力に
なっています。
俳句を簡単に言うならば、言葉の省略、自分だけの発見、
季語 十七音 でいいと思うほどです。
掲句は句会では人気がなく、またしても選者の体調不良に
泣かされました・・・
しかし先日、師匠にお見せしたところ手紙にて「水の十字路」に
ついてお誉めを頂きました。それで安堵のころころでありました。