(谷中ねんねこ屋のみちこちゃん)
不機嫌な猫のミーちゃん夏至の雨
仕事のエアポケットに入った為に一日臨時休暇とする。
このブログを見てらっしゃる方はこの人いつ仕事をして
るんだろう?なんて思われてますでしょうか・・
やるときはやる!ころころであります。
そんな訳で、急遽雨の谷根千(谷中、根津、千駄木)へ
今日は大宮の近くでJRの架線事故があったためか
ばかに電車も混んでいた。今日のルートは日暮里から
谷中銀座のだんだん坂を下り、夜店通り、三崎坂、
へび坂、三浦坂(通称猫坂)から寛永寺、JR鶯谷駅への
約5キロくらいのコース。普段でさえ坂の多い町なのに
雨で滑りやすく、若いとはいえ少々疲れました。
今日の写真はその三浦坂にある猫の小間物屋さん
「ねんねこ屋」のみちこちゃん、雌五歳であります。
人懐こいのですが、雨のためかご主人に
外出を止められたようで、少し機嫌が悪うございました。
夏至ですから、晴れてれば昼間のお散歩は充分できた
のでしょうに・・・・
美味しいお蕎麦屋さんを見つけましたよ。
「三里」 鴨せいろが自慢のお店のようですが
せいろを頂きました。蕎麦の香りといい、歯ざわりといい
つゆも丁度いい甘さもあり。余りに美味しいので
あれやこれは誉めたら、さくらんぼを10粒ほどサービス
してくれました。
さて、今日の拙句でお勉強(例句が悪すぎるかも・・?)
① 不機嫌な猫のミーちゃん夏至の雨
② 不機嫌な猫のミーちゃん梅雨篭り
この二つの句が季語の違い以外でどこが違うでしょうか?
お気づきの通り①は二句一章の句ですね。②はそうとも取れる
し一句一章の句ともとれます。
この一句一章に取られた場合、意味的には「梅雨の時期に
入って外に出る事が出来なくて不機嫌な猫ミーちゃん」という
解釈も立ちこれを因果と考えます。つまり季語に対して物語で
説明をしているわけです。
けして因果が悪いわけではなのですが、因果が見える句は
物語を詩を薄っぺらなものにしていまいます。
いいたい事(主観)は客観に包んでこそ読者が読者の経験の
中に自由な物語として読んでくれます。
季語から一句が授かれば問題は無いのですが、物語が先で
後から季語を斡旋する場合、どうしても「わかってほしい魂」が
気づかぬうちに働いてしまうんですね。
お互いに気をつけましょう。