12月 1日

2012-12-01 00:15:54 | Weblog
            ( 十二月・師走・極月 )


いよいよ今日から12月、師走になりました
即物具象にも迷い無くなり、今年は佳い句が詠めよたな気がします
俳句は句帖のほかにエクセルで記録しているので、アカウントで何句詠んだかも分かる
796句を11ヶ月で割ると約72句、月72句一日2.5句詠んでる事になり
出来は兎も角よく詠んだ  後は自選さえ間違わなければ・・・・


植木屋の妻の訃知りぬ十二月        沢木欣一


武蔵野は青空がよし十二月          細見綾子


欣一失し夕日まみれの師走富士       栗田やすし







うすうすと紺のぼりたる師走空          飯田龍太


風の日の雲美しや十二月             有働亨


大空のあくなく晴れし師走かな          久保田万太郎


塩つかむ妻の手太き十二月            皆川盤水


ウインドの銀器に映る街師走           西村和子


浚渫船杭つかみ出す十二月            秋元不死男








伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
http://m6towers.kuronowish.com/saijiki/saijiki_top.html



田にそそぐ水の一縷や十二月        下里美恵子


先生ともんじや焼食ぶ十二月         国枝洋子


極月の湯屋に引き込む山の水        井沢陽子


藍甕の泡のきらめく十二月           福田邦子


靖國の大樹見てゐる十二月          伊藤範子


駅頭に募金の僧侶十二月           小柳津民子



    伊吹嶺HP http://www.ibukinet.jp  
コメント
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