12月 21日

2012-12-20 22:00:25 | Weblog
          ( 冬至・冬至湯・柚子湯・冬至南瓜・一陽来復 )



子は遠し妻と二人の冬至粥         栗田やすし


蔵の窓冬至南瓜は顔のごと         細見綾子


柚子風呂に離れ住む子を思ひけり      藤原照子


鉈で割る冬至かぼちやのいびつなる     小田二三枝


柚子湯出て慈母観音のごとく立つ      上田五千石


山国の虚空日わたる冬至かな         飯田蛇笏


子の臀を掌に受け沈む冬至の湯        田川飛旅子






伊吹嶺の俳句 (ムーさんの俳句歳時記から転載させて頂いています)
http://m6towers.kuronowish.com/saijiki/saijiki_top.html



蚕飼女の桑の木で焚く冬至風呂       篠田法子


大南瓜かかへて来たり冬至寺        都筑恭子


病む膝に柚子を寄せたり冬至風呂      石原進子




    伊吹嶺HP http://www.ibukinet.jp  
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