霜・初霜・霜の花・はだれ霜・強霜・霜だたみ・霜どけ
日の出待つ霜の藁塚地に充てり 沢木欣一
初霜や紫の玉みやげとし 細見綾子
師は遠し白鳥句碑に霜の花 栗田やすし
霜柱踏めばひかりのちりぢりに 梅田 葵
職引いてぽつぺん鳴らす霜夜かな 国枝隆生
霜とけて地飼ひの鶏の走り出す 井沢陽子
手で払ふテントの霜や深山晴 中野一灯
霜立つや子規の墓域に二寸ほど 田畑 龍
薄墨の筆ペン握る霜夜かな 伊藤範子
産声待つ霜夜の廊下行き来して 矢野孝子
風木舎跡に短かき霜柱 国枝洋子
一と筋の轍残れり霜の橋 新川晴美
蔓薔薇の棘赤々と霜の朝 高橋幸子

これは植物のシモバシラ、シソ科の多年草であり、枯れた茎に霜柱(霜華)が
出来ることで知られる。
宿根性、花は9-10月頃に咲く。茎の先端側半分くらいの葉腋から総状花序を出す。花序の軸は真上に伸び、
、 花はその軸に茎の先端側に偏ってつきます

霜柱俳句は切字響きけり 石田波郷
初霜や斧を打ちこむ樹の根つこ 秋元不死男
はらはらと霜へおとして火を運ぶ 今瀬剛一
一霜の降りたる竹の箒かな 長谷川櫂
霜柱顔ふるるまで見て佳しや 橋本多佳子
切株のはなればなれに霜を待つ 福永 耕二
日の出待つ霜の藁塚地に充てり 沢木欣一
初霜や紫の玉みやげとし 細見綾子
師は遠し白鳥句碑に霜の花 栗田やすし
霜柱踏めばひかりのちりぢりに 梅田 葵
職引いてぽつぺん鳴らす霜夜かな 国枝隆生
霜とけて地飼ひの鶏の走り出す 井沢陽子
手で払ふテントの霜や深山晴 中野一灯
霜立つや子規の墓域に二寸ほど 田畑 龍
薄墨の筆ペン握る霜夜かな 伊藤範子
産声待つ霜夜の廊下行き来して 矢野孝子
風木舎跡に短かき霜柱 国枝洋子
一と筋の轍残れり霜の橋 新川晴美
蔓薔薇の棘赤々と霜の朝 高橋幸子

これは植物のシモバシラ、シソ科の多年草であり、枯れた茎に霜柱(霜華)が
出来ることで知られる。
宿根性、花は9-10月頃に咲く。茎の先端側半分くらいの葉腋から総状花序を出す。花序の軸は真上に伸び、
、 花はその軸に茎の先端側に偏ってつきます

霜柱俳句は切字響きけり 石田波郷
初霜や斧を打ちこむ樹の根つこ 秋元不死男
はらはらと霜へおとして火を運ぶ 今瀬剛一
一霜の降りたる竹の箒かな 長谷川櫂
霜柱顔ふるるまで見て佳しや 橋本多佳子
切株のはなればなれに霜を待つ 福永 耕二