2月 13日

2020-02-12 19:34:05 | Weblog
                    まんさく・万作・満作・金縷梅・銀縷梅


     春に他の花に先駆けて咲くので”まず咲く花”ということで
     だんだんに”まんさく”になっていったらしい。
     また、花がたくさんつくので「豊年満作」から
     命名されたとも。  ( ネットの知識です )

     表題の写真はしなまんさく


     まんさくは煙りのごとし近よりても        細見綾子


     金縷梅の一枝足せり大花瓶            奥山ひろみ


     まんさくや荒れ放題の母の庭           熊澤和代


     まんさくの雨が明るし伊勢の海          田畑龍


     金縷梅や民家の庭に城趾の碑           尾﨑 孝


     満開のまんさく見ゆる雑木山           加藤百世


     まんさくの花の細やかマタギ村          長江克江


     金縷梅や水車の廻る峡の寺            山本法子


     まんさくの花のほぐるる石舞台          角田勝代



          

          阿哲まんさく


     谷間谷間に満作が咲く荒凡夫           金子兜太


     金縷梅や硯作りの肩力              森澄雄


     吉兆の糸を繰り出す花まんさく          佐藤美恵子


     まんさくに水激しくて村静か           飯田龍太


     まんさくの花盛りなる古葉かな          綾部仁喜


     まんさくに朝日こぼれて峠口           鷲谷七菜子


     金縷梅や登校うながす母の声           岡本眸



          

           ときわまんさく
コメント (2)
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