菊人形
飾られて菊人形の冷たき手 栗田やすし
木曽殿の首抱へ来し老菊師 石原筑波
藁舐めて菊師つくろふ姫の衿 河村惠光
菊人形鯱も小菊をまとひけり 河井久子
宗春の菊人形に蜂潜む 幸村富江
手を触れて菊人形に語りかく 牧田 章
雑兵は白ばかり着る菊人形 田畑 龍
菊を結ふ藺草くはへて人形師 不破志づゑ
侍女とても姫と同じに菊衣 篠田法子
信長の肩へ背伸びの老菊師 牧田節子
濃姫の胸に白刺す老菊師 兼松 秀
人形の兜被りて菊師来る 伊藤旅遊
菊人形莟ばかりの青ごろも 能村登四郎
向き合ひて遠まなざしの菊人形 西村和子
菊人形逢瀬を照らし出されたる 大串 章
お染久松菊人形の眼の合はず 白石朝子
陰謀の場を煌々と菊人形 鷹羽狩行
蛇口あり菊人形の傍らに 奥坂まや
菊人形携帯電話を持つていた 金子兜太
ご自分と大切なご家族を守るために三密を忘れなく
密閉、密集、密接を避けましょう手洗い、うがい、マスクの着用 を日常に
もう少しの我慢です
飾られて菊人形の冷たき手 栗田やすし
木曽殿の首抱へ来し老菊師 石原筑波
藁舐めて菊師つくろふ姫の衿 河村惠光
菊人形鯱も小菊をまとひけり 河井久子
宗春の菊人形に蜂潜む 幸村富江
手を触れて菊人形に語りかく 牧田 章
雑兵は白ばかり着る菊人形 田畑 龍
菊を結ふ藺草くはへて人形師 不破志づゑ
侍女とても姫と同じに菊衣 篠田法子
信長の肩へ背伸びの老菊師 牧田節子
濃姫の胸に白刺す老菊師 兼松 秀
人形の兜被りて菊師来る 伊藤旅遊
菊人形莟ばかりの青ごろも 能村登四郎
向き合ひて遠まなざしの菊人形 西村和子
菊人形逢瀬を照らし出されたる 大串 章
お染久松菊人形の眼の合はず 白石朝子
陰謀の場を煌々と菊人形 鷹羽狩行
蛇口あり菊人形の傍らに 奥坂まや
菊人形携帯電話を持つていた 金子兜太
ご自分と大切なご家族を守るために三密を忘れなく
密閉、密集、密接を避けましょう手洗い、うがい、マスクの着用 を日常に
もう少しの我慢です