そぞろ寒・すずろ寒・そぞろに寒し
「そぞろ」は「何となく」「わけもなく」の意味があり、体で感じる寒さというより、
心に季節が移ろっていくさまをいいます ですからはっきり気温が何度だからと言う
ことでは無いようです
梁強きお助け小屋やそぞろ寒 栗田やすし
地下鉄で紅ひく少女すずろ寒 上杉和雄
予科練の血文字の遺書やそぞろ寒 国枝洋子
顎つたふ嗽の水もそぞろ寒 梅田 葵
本堂に火消しのバケツそぞろ寒 中山敏彦
寺田屋の急階段やそぞろ寒 武田稜子
そぞろ寒刺股吊す関所跡 山下善久
内子座の奈落をめぐるそぞろ寒 坂本操子
ざら紙の兵のノートやそぞろ寒 熊澤和代
首塚に太き走り根そぞろ寒 市原美幸
墨薄る紙の踏絵やそぞろ寒 林 尉江
そぞろ寒ことりと手紙落つる音 清水弓月
そぞろ寒千手に目ある観世音 三橋敏雄
そぞろ寒一人で作りひとりで食べ 山崎房子
そぞろ寒読めぬカルテを覗き見る 三枝邦光
繕ひつつ使ふ身一つそぞろ寒 岡本 眸
そぞろ寒懺悔の椅子の油いろ 木村公子
なりはひの選句染筆そぞろ寒 鷹羽狩行
そぞろ寒鉛筆の尖ほそくほそく 林 翔
ご自分と大切なご家族を守るために三密を忘れなく
密閉、密集、密接を避けましょう手洗い、うがい、マスクの着用 を日常に
もう少しの我慢です
「そぞろ」は「何となく」「わけもなく」の意味があり、体で感じる寒さというより、
心に季節が移ろっていくさまをいいます ですからはっきり気温が何度だからと言う
ことでは無いようです
梁強きお助け小屋やそぞろ寒 栗田やすし
地下鉄で紅ひく少女すずろ寒 上杉和雄
予科練の血文字の遺書やそぞろ寒 国枝洋子
顎つたふ嗽の水もそぞろ寒 梅田 葵
本堂に火消しのバケツそぞろ寒 中山敏彦
寺田屋の急階段やそぞろ寒 武田稜子
そぞろ寒刺股吊す関所跡 山下善久
内子座の奈落をめぐるそぞろ寒 坂本操子
ざら紙の兵のノートやそぞろ寒 熊澤和代
首塚に太き走り根そぞろ寒 市原美幸
墨薄る紙の踏絵やそぞろ寒 林 尉江
そぞろ寒ことりと手紙落つる音 清水弓月
そぞろ寒千手に目ある観世音 三橋敏雄
そぞろ寒一人で作りひとりで食べ 山崎房子
そぞろ寒読めぬカルテを覗き見る 三枝邦光
繕ひつつ使ふ身一つそぞろ寒 岡本 眸
そぞろ寒懺悔の椅子の油いろ 木村公子
なりはひの選句染筆そぞろ寒 鷹羽狩行
そぞろ寒鉛筆の尖ほそくほそく 林 翔
ご自分と大切なご家族を守るために三密を忘れなく
密閉、密集、密接を避けましょう手洗い、うがい、マスクの着用 を日常に
もう少しの我慢です