日脚伸ぶ
冬から春へ少しずつ日が長くなること。一月も終わりの頃から、日が長くなったなあという感慨に
とらわれることがある。冬木の芽もしだいにふくらみ、春が近いことを感じる。
(晩冬の季語)
子が居りて花欲し日脚僅か伸ぶ 細見綾子
自転車の弾く小石や日脚伸ぶ 河原地英武
酢の蔵の小さき天窓日脚伸ぶ 伊藤範子
平積みの古書の埃や日脚伸ぶ 中野一灯
日脚伸ぶ船頭小屋に大き鍋 市江律子
日脚伸ぶ縁に荷を解く薬売り 篠田法子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d8/bfd8fa52333bb529e21e3655cf25edc6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/77/e921687e466a2ac8ef5ea9a912cc214c.jpg)
ここにまた吾子の鉛筆日脚伸ぶ 中村汀女
日脚伸ぶ殊に港の浜通り 松本たかし
かくれんぼ隠れ上手に日脚伸ぶ 丸野 紀子
すわりても立ちても日脚伸びにけり 久保田万太郎
ほこり払ふ航海日誌日脚伸ぶ 小池文子
日脚伸ぶ卓に就職情報誌 山本ふく子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2a/e086fa7a13da55f0ed2c42d151fe9487.jpg)
( 写真は上から姫踊子草・せりばおうれん・だんこうばい・すはま草 )
サイトから一部資料・写真・知識お借りしています
冬から春へ少しずつ日が長くなること。一月も終わりの頃から、日が長くなったなあという感慨に
とらわれることがある。冬木の芽もしだいにふくらみ、春が近いことを感じる。
(晩冬の季語)
子が居りて花欲し日脚僅か伸ぶ 細見綾子
自転車の弾く小石や日脚伸ぶ 河原地英武
酢の蔵の小さき天窓日脚伸ぶ 伊藤範子
平積みの古書の埃や日脚伸ぶ 中野一灯
日脚伸ぶ船頭小屋に大き鍋 市江律子
日脚伸ぶ縁に荷を解く薬売り 篠田法子
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ここにまた吾子の鉛筆日脚伸ぶ 中村汀女
日脚伸ぶ殊に港の浜通り 松本たかし
かくれんぼ隠れ上手に日脚伸ぶ 丸野 紀子
すわりても立ちても日脚伸びにけり 久保田万太郎
ほこり払ふ航海日誌日脚伸ぶ 小池文子
日脚伸ぶ卓に就職情報誌 山本ふく子
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( 写真は上から姫踊子草・せりばおうれん・だんこうばい・すはま草 )
サイトから一部資料・写真・知識お借りしています