襤褸市・ぼろの市・世田谷襤褸市
毎年1月15日16日 12月15日16日で行われる世田谷襤褸市です安土桃山時代から楽市として有ったもので、
元々は古着の売買が盛んに行われたことから、明治時代に「ボロ市」の名が付きました
現代では古着のほかに、骨董品、古本、植木、食料品、神棚、玩具、寝具、新品の衣類、生活雑貨などが
売られている。周辺の常設飲食店にはボロ市に合わせて臨時メニューを出すところもあります
「ボロ市名物といえばやはり代官餅」この代官餅は昭和50年(1975年)の発売開始から、その場で蒸して
ついた温かくてボリュームあるお餅を食べられることから、ボロ市を代表する名物として親しまれています。
ボロ市のときだけ食べられるこの代官餅は、あんこ、きなこ、からみの3種類で、各650円で発売されています。
ぼろ市に若きひばりのブロマイド 佐藤とみお
並べ売るマリアと仏ぼろの市 幸村志保美
ぼろ市に売る軍服の金ボタン 関根切子
一書欠く花の図鑑やぼろの市 森垣一成
ボロ市や鈍き光の銀食器 鈴木みすず
ぼろ市のランプ灯して売られけり ころころ
ぼろ市の由緒くはしき河童の図 有馬朗人
ぼろ市の叩いて鳴らす鳩時計 大谷長平
ボロ市や湯気の中より笹粽 小林実美
ボロ市に来て遊びをり昼芸者 村山古郷
襤褸市や大学芋の金色に 辻 桃子
ぼろ市の客も膝つく赤絵皿 林 八重子
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