( 立春・春告鳥・鶯 )
立春の竹一幹の目覚めかな 野澤節子
立春やひざのほこりを持ち歩く 細見綾子
裏庭で春告鳥のわれを呼ぶ 野村信子
鶯のややはつきりと雨の中 深見けん二
うぐいすや琴抱かれて門を出づ 加畑吉男
( 立春・春告鳥・鶯 )
立春の竹一幹の目覚めかな 野澤節子
立春やひざのほこりを持ち歩く 細見綾子
裏庭で春告鳥のわれを呼ぶ 野村信子
鶯のややはつきりと雨の中 深見けん二
うぐいすや琴抱かれて門を出づ 加畑吉男
句会お疲れさまでした。選んだ特選が
ころさんの作品で嬉しく思っています。
赤の点景と春の雪がなんとも日本画の
世界です。理屈は言えないこの美の感性を
共にできよかったです。
伊吹嶺流とは違うと思っても、詠んでいます。
連衆のKさんから類句について言われましたが
この「俥屋の赤き膝掛」については2つの検索エンジンでも無かったので投句しました。
詩人の一弘さん、画家のいのさんに誉められれば
俳句詠みの至極です。ありがとうございました。
最終章のシーンを思い出して泣きそうです
私の目指すところの一つは、ここにあるような気がします。
「秋」で二句一章を学んだことも今になっては血肉
にもなっているのでしょうか?