2月 4日

2010-02-04 00:10:02 | Weblog

         ( 立春・春告鳥・鶯 )

 

立春の竹一幹の目覚めかな          野澤節子

 

立春やひざのほこりを持ち歩く         細見綾子

 

裏庭で春告鳥のわれを呼ぶ           野村信子

 

鶯のややはつきりと雨の中           深見けん二

 

うぐいすや琴抱かれて門を出づ         加畑吉男


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4 コメント

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日本画 (いの)
2010-02-04 09:07:28
≪ 俥屋の赤き膝掛春の雪 ≫

 句会お疲れさまでした。選んだ特選が
ころさんの作品で嬉しく思っています。
赤の点景と春の雪がなんとも日本画の
世界です。理屈は言えないこの美の感性を
共にできよかったです。
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春の雪 (ころころ)
2010-02-04 19:41:41
いのさん、有り難うございます。
伊吹嶺流とは違うと思っても、詠んでいます。
連衆のKさんから類句について言われましたが
この「俥屋の赤き膝掛」については2つの検索エンジンでも無かったので投句しました。
詩人の一弘さん、画家のいのさんに誉められれば
俳句詠みの至極です。ありがとうございました。
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物語性があっていい句ですね ()
2010-02-04 20:35:50
三島由紀夫の『春の雪』を彷彿とさせられる作品です
最終章のシーンを思い出して泣きそうです
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春の雪 (ころころ)
2010-02-04 21:43:47
蓼さん、ありがとうm(--)m

私の目指すところの一つは、ここにあるような気がします。

「秋」で二句一章を学んだことも今になっては血肉
にもなっているのでしょうか?
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