3月22日~23日の二日間ある蔵元さんを訪ねて北陸・金沢に出張した。
22日は前日から滞在していたN君と午後6時半に合流し居酒屋へ直行! そこで北陸の地酒を飲みつくし、次に向ったのはN君が別の蔵元さんに紹介してもらったBARへ・・・。そこではマッカランのシングルバレルを飲み、片町のフーゾク案内所で紹介してもらった中国人パブへ、そこでカラオケを歌い、’いいちこ’を飲み、今度はジャズバーへ・・・。ここはオープンしたばかりでちょっと覇気がなくガッカリ、JBLの4343がズドーンと置いてあるのだが、音質がメチャメチャ悪く音に対してのストレスを感じてしまう・・・・残念。
翌日予定していた蔵元さんへお邪魔して、JRの’加賀温泉駅’で出会ったのがこのお酒・・・。創業250年の歴史を持つ橋本酒造が醸す【飛翔】である。
250年の歴史の重さと高貴でシンプルで洗練されたデザインのパッケージを見ただけでも期待に胸がふくらむ・・・・。
待ちきれずにさっそく帰りの電車の中であけてみた・・・・。おや?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/53/9f8602370e4d0720386479c93b33bf98.jpg)
箱の中から出てきたのは、どっかで見た乗り物・・・。【飛行機】ではないか・・・。それも’ボーイング737’だ。飛行機ならなんでもいいわけではなく’ボーイング737’でなければいけないという蔵元の頑固なまでの深い’こだわり’を、この機体を見ただけで直感的に感じ取ることができるのだ。そしてなぜか機体に’小松空港’の文字が刻まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/75/2129489f5c57421c3021fc4b9998a3f4.jpg)
機体の全景はこうだ!! 【飛翔】の名にふさわしく大空を優雅に飛んでいるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c7/baf33ac71034e5345fdc8d9aea8b3aae.jpg)
機体後部は、蔵元謹製である証の「厳封」シールで封印されている。これはコピー商品や類似品の販売を防ぐためでもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/49/de17ab880ae7def8d58b37a7d506429d.jpg)
’厳封’シールをゆっくりとはがすと、注ぎ口が・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/57/2a6fa2170a3faf7f5d3b0f2c9002233e.jpg)
ジャンボ機の機体のおしりの部分からお酒を注ぐ仕組みだ・・。機体の前方ではなく、おしりから出るという発想が実にすばらしい。これだけを見ても、とでもなごみを感じてしまう情景だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ba/0182f585719bb3216639cc763a21c3b4.jpg)
電車の中でのこのボトルのしまい方はこうだ・・・。テーブルの上においてしまうと、すべっておちてしまうし、ずっと手で持っているわけにもいかないので、N君と数分間議論を重ねた結果、ブックポケットに入れるのがよいのではないか・・という結論に達した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/30/1e102883c25eaa7de6de2ab6105c9858.jpg)
このお蔵さんは、以下のお酒も出している。それが【十代目】だ。・・・・ううん、どっかで聞いたような名前かな?