Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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サイドビューミラー作り直しです~!

2012-11-15 11:58:08 | Wolf-Ford WR5 1978
本日バイク編・その他・制作とまとめて3回目の更新です!!!

昨日は定休日でしたので一日中バイク漬け!!?濃厚な?な時間を過ごしておりました。
制作はしなかったと言えば嘘になりますが・・・多少してますよ。
昨日は寒い日でアラレまじりの雨が降っていました。
今は晴れ間が出ていますが昨夜も夜半から午前中は雨が降っていまして今日は寒い日になりそうですね。

さて一昨日に制作していたミラーですが少し大きさが小さいようでして作り直しをしております。
また形状も一番先の尖った部分にミラー面を支える為のビスが打ってあります(内側は多分スプリングマウントになっていてそのテンションを調整出来るのではないかと思います)のでその僅かな形状を再現したかったのです。

早速旋盤で挽いてみました、今度のは外径を2.4mm程(前回は2.0mm)に致しました。
先になる部分に僅かにビスの頭らしき物が見えますかね~?


ミラー本体を突っ切りバイトでカットして反対にチャックに加えます・・・
2.0mm程のエンドミルでステンレス製の鏡を接着する為の凹みを付けております。
いくら薄く鏡を作っても厚みは無くなりませんからいくばくかでも凹めておきたいですね。

作り直したミラーと最初の物を比べております。
2つ並んでいる物の右が最初に作った物で画像ではわかり難いですが(0.4mmだけ)少し小さいですね。
一番左側の物は鏡の面に凹みが有るのがわかりますね・・・ほんのちょっとですが・・・。

今度はミラー本体に0.5mm穴を開けます。
これがなかなか難しいと思われるかもしれませんが木の台にミラー本体が嵌り込む様に彫刻刀かリューターで掘っておいてそこに固定してからポンチを打って穴を開ければそう難しい事は有りません、キリが滑ってキリが折れてしまう事やケガには十分に中が必要です。

今度はミラーの足を切り出しております。
使う素材は0.4mmの真鍮板で2枚重ねにしてハンダ付けをした物を糸鋸でカットしております。
まあ大まかにカットしてからヤスリで整えれば良いですので大雑把に切り出せばOKですね。
注意が必要なのはボディ側の差し込みとミラー本体側の差し込みピンは余りにも小さ過ぎて後でハンダ付けをする事が出来ませんkらら一緒に切り出したいのですね。

これがミラーの取り付け足です。
ピンセットでつかんでいる部分がボディ側の差し込み足になります、上側の細い部分がミラー本体の差し込みですね。
この部品はかなり小さいですよ。

2つの部品を分解致します。
・・・まあ熱くなったハンダコテを当てるだけです・・・余分なハンダは吸い取り器で取り除きます。

ミラー本体にハンダ付けしましたよ~
ミラー本体は塊ですので結構な熱を必要としますが足の方は薄い真鍮板ですのですぐに熱が回ってしまいます、足の方に先にハンダが流れてしまい少々ぽってりとしてしまいましたが後で削りましょう。

左側にミラーを取り付けてみました・・・やっぱりこれくらいは大きさが欲しいですね。
やっぱりかっこいいわ~(笑)

やっと両側完成です。
小さな部品ですが真鍮削り出しは存在感有りますね~。

ついでにオイルクーラーの上側に有るインテークの追加フィンを作っておきました。
ついでにアウトレットの追加フィンも作っておきましたが・・・これは新事実が発覚しましたので作り直しになるかもしれませんね。
取り敢えず前側の追加フィンだけです。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
旋盤加工 (sagawa)
2012-11-19 04:33:50
こんにちは。

今回のミラー加工ですが、旋盤の縦送りと横送りを同時に動かして、テーパー切削されているのでしょうか?
かなり、難易度高そうですね。
マイクロメーターを確認しながらでないと、左右同じ物が出来ないと思いますが、感覚で削られているのですか?

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最終的には感覚なんですけどね (渡部 洋士)
2012-11-19 15:24:59
左右同型の物を削る場合ですが片側を最初から最後まで仕上げる事はしません。
バイトの位置を決めておいて左右代わる代わるに加工してゆきますと左右均等な物を作る事が出来ますよ。円筒形の直径の部分は固定しておいて左右の送り量はハンドルのゲージを使って寸法を揃えて削ります。左右を代わる代わる加工するには何度かチャックにつかみ直しをしなければなりませんが素材とチャックに合わせマークを付けておいて同じ位置に固定出来る様にしておきますとセンターが狂い難いですね。
丸いRの部分は姿バイトで削れば左右均等にはなりますがそれぞれの姿バイトを作るのも高くつきますから何度も荒削りを繰り返してゆき最後はヤスリやペーパーを使って仕上げてゆきます。
ですから最終的には見た目と指先の感覚という事になりますね。
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