本日一発目の更新です〜。
今日も頑張って2回更新をします・・・こんなブログでも1日に1000人以上の方にご覧頂いておりまして、このブログをご覧頂いている間だけでもコロナに負けず皆さんに元気を出してほしいですからね〜。
この所・・・塗り替えたり加工したりしていたのは全てMRコレクションのミニカーでしたが緊急入院して来たのはメイクアップ製の1/18のアベンタドールでした。
どうやら透明なアクリルカバーを外そうと持ち上げたらミラーに当たってしまったらしいです。
1/18にしろ1/43にしろこの手の事故は非常に多いので皆さんクリアーカバーの脱着時には十分ご注意をお願い致します。
なにかMRコレクションに比べますと外箱が大きい様に感じるのは錯覚でしょうか?
直接比べてないので何ともいえませんが・・・修理の責任の重さでそう感じるのかもしれません・・・
中を確認しますと・・・
キャンディカラーのアベさんが鎮座していました。
右側のミラーが根元からパッキリと折れています
ミラーはディッシュに包まれて別の小箱に入れて送って頂いていました、完璧ですね〜!!
たまに壊れたショックのせいか折れた部品をそのままミニカーのケースに入れて送られる方もいらっしゃいますが・・・
最低でもティッシュにでも包んでケースの内側にでも貼付けておいて下さると嬉しいですね。
一度1/43モデルだったかな〜
そのまま送られましてミニカーのボディにも傷が付いてミラーの塗装もやり直しになって修理代が高くついたケースもありましたので・・・ご注意を。
これが折れたミターの部分のクローズアップです
取付け足は根元から折れています、接着剤は瞬間接着剤だったみたいです。
そしてキャンディカラー特有のクリアーの剥げがあります
キャンディカラーはシルバーを塗ってクリアー系の塗料を塗って最後にウレタンクリアーで仕上げます
シルバーの後で塗るクリアー系の塗料はラッカー系の塗料を使う事が多い為に表面のウレタンクリアーとの密着が弱くて表面のウレタンクリアーだけが剥離する様な現象が起きる事が多いのです。
特に瞬間接着剤等で強力に接着した物が剥げますと通常では問題無い密着性を持っていてもこの様に剥がれます。
このまま取付けますとクリアーが浮いた部分は足に隠れないですね。
よく観察しますとミラーの足の前上側と下側の2ヶ所にクリアーの剥離が見受けられますね
ここの補修をしておかないと先に進めません
浮いてしまったウレタンクリアーの補修をします
ウレタンクリアーに適量の硬化剤を混ぜてクレオスのシンナーでサラサラになるまで希釈します。
何故クレオスのシンナーなのかと言いますと・・・このシンナーはウレタンクリアーに対して攻撃性が弱いのです、短時間ならウレタンクリアーが耐えてくれます。
通常のウレタン用のシンナーを使用しますと比較的短時間で浮き上がってしまいます。
では何故薄めるのかと言いますとボディカラーとウレタンクリアーは剥離しただけで剥がれてしまった訳では有りませんからその隙間に毛細管現象を使ってクリアーを流し込む為なのです。
通常ウレタンクリアーは粘度が高いので毛細管現象が働かず流れませんがクレオスのシンナーで薄める事で流れやすくなりシンナーが蒸発しますとそのまま硬化してしまうのです。
取り敢えず浮いて白く見えている部分は無くなりましたね。
次にボディカラーが完全に剥げている取り付けピンの下側の部分を補修します。
本来ならシルバーを塗ってクリアーブルーを少し盛りますが・・・剥げた部分のほとんどの部分はミラーの足に隠れてしまうので・・・
ひょっとしたら修理後には白い線になって見えると良くないな〜と言う程度なのでクリアーブルーのみタッチアップしておきます。
すこし取付けピンの方にも付いてしまいましたが・・・まあ良しとします。
これだけやっておけば接着部分で見苦しくなる事も無いと思います。
ミラーの足の部分に差し込む為の取付けピンを取付けました
取付け足はその形状が正方形だった様ですのでその正方形の中心に0.5mmの穴を空けます
その穴を0.8mmのキリで広げてゆきます
貫通してしまうと万事休すですからね気を付けましょう。
1/43スケールなら0.4〜0.5mmのピンを使いますが1/18では0.8mmくらいは欲しい所ですね。
こんかいも0.8mmのピンを埋めています
次はボディ側ですね
こちらも足の折れた部分がわかりますのでこの中心に0.5mmの穴を空けて様子を見ます
この穴を0.8mmまで拡大してミラーの足を差し込める様にします
(下の写真は0.5mmの時です)
いよいよ接着です
接着剤が硬化するまで動かない様に細切りのマスキングテープで仮止めしておきます
取付け穴のサイズも丁度良いサイズなのでクルクル回る事は無いですけどね。
接着中に回ったら嫌ですからね〜。
そして修理完了です。
ウレタンクリアーが剥げて白くなった部分もまったくわかりません。
これにて修理完了です、早速今日中にお送り致します。
まだまだ修理患者さんがいらっしゃいまして・・・修理環境が逼迫しています(笑)
今日は終わるだろう・・・明日には終わるだろうと思っているのですが
今日も頑張って2回更新をします・・・こんなブログでも1日に1000人以上の方にご覧頂いておりまして、このブログをご覧頂いている間だけでもコロナに負けず皆さんに元気を出してほしいですからね〜。
この所・・・塗り替えたり加工したりしていたのは全てMRコレクションのミニカーでしたが緊急入院して来たのはメイクアップ製の1/18のアベンタドールでした。
どうやら透明なアクリルカバーを外そうと持ち上げたらミラーに当たってしまったらしいです。
1/18にしろ1/43にしろこの手の事故は非常に多いので皆さんクリアーカバーの脱着時には十分ご注意をお願い致します。
なにかMRコレクションに比べますと外箱が大きい様に感じるのは錯覚でしょうか?
直接比べてないので何ともいえませんが・・・修理の責任の重さでそう感じるのかもしれません・・・
中を確認しますと・・・
キャンディカラーのアベさんが鎮座していました。
右側のミラーが根元からパッキリと折れています
ミラーはディッシュに包まれて別の小箱に入れて送って頂いていました、完璧ですね〜!!
たまに壊れたショックのせいか折れた部品をそのままミニカーのケースに入れて送られる方もいらっしゃいますが・・・
最低でもティッシュにでも包んでケースの内側にでも貼付けておいて下さると嬉しいですね。
一度1/43モデルだったかな〜
そのまま送られましてミニカーのボディにも傷が付いてミラーの塗装もやり直しになって修理代が高くついたケースもありましたので・・・ご注意を。
これが折れたミターの部分のクローズアップです
取付け足は根元から折れています、接着剤は瞬間接着剤だったみたいです。
そしてキャンディカラー特有のクリアーの剥げがあります
キャンディカラーはシルバーを塗ってクリアー系の塗料を塗って最後にウレタンクリアーで仕上げます
シルバーの後で塗るクリアー系の塗料はラッカー系の塗料を使う事が多い為に表面のウレタンクリアーとの密着が弱くて表面のウレタンクリアーだけが剥離する様な現象が起きる事が多いのです。
特に瞬間接着剤等で強力に接着した物が剥げますと通常では問題無い密着性を持っていてもこの様に剥がれます。
このまま取付けますとクリアーが浮いた部分は足に隠れないですね。
よく観察しますとミラーの足の前上側と下側の2ヶ所にクリアーの剥離が見受けられますね
ここの補修をしておかないと先に進めません
浮いてしまったウレタンクリアーの補修をします
ウレタンクリアーに適量の硬化剤を混ぜてクレオスのシンナーでサラサラになるまで希釈します。
何故クレオスのシンナーなのかと言いますと・・・このシンナーはウレタンクリアーに対して攻撃性が弱いのです、短時間ならウレタンクリアーが耐えてくれます。
通常のウレタン用のシンナーを使用しますと比較的短時間で浮き上がってしまいます。
では何故薄めるのかと言いますとボディカラーとウレタンクリアーは剥離しただけで剥がれてしまった訳では有りませんからその隙間に毛細管現象を使ってクリアーを流し込む為なのです。
通常ウレタンクリアーは粘度が高いので毛細管現象が働かず流れませんがクレオスのシンナーで薄める事で流れやすくなりシンナーが蒸発しますとそのまま硬化してしまうのです。
取り敢えず浮いて白く見えている部分は無くなりましたね。
次にボディカラーが完全に剥げている取り付けピンの下側の部分を補修します。
本来ならシルバーを塗ってクリアーブルーを少し盛りますが・・・剥げた部分のほとんどの部分はミラーの足に隠れてしまうので・・・
ひょっとしたら修理後には白い線になって見えると良くないな〜と言う程度なのでクリアーブルーのみタッチアップしておきます。
すこし取付けピンの方にも付いてしまいましたが・・・まあ良しとします。
これだけやっておけば接着部分で見苦しくなる事も無いと思います。
ミラーの足の部分に差し込む為の取付けピンを取付けました
取付け足はその形状が正方形だった様ですのでその正方形の中心に0.5mmの穴を空けます
その穴を0.8mmのキリで広げてゆきます
貫通してしまうと万事休すですからね気を付けましょう。
1/43スケールなら0.4〜0.5mmのピンを使いますが1/18では0.8mmくらいは欲しい所ですね。
こんかいも0.8mmのピンを埋めています
次はボディ側ですね
こちらも足の折れた部分がわかりますのでこの中心に0.5mmの穴を空けて様子を見ます
この穴を0.8mmまで拡大してミラーの足を差し込める様にします
(下の写真は0.5mmの時です)
いよいよ接着です
接着剤が硬化するまで動かない様に細切りのマスキングテープで仮止めしておきます
取付け穴のサイズも丁度良いサイズなのでクルクル回る事は無いですけどね。
接着中に回ったら嫌ですからね〜。
そして修理完了です。
ウレタンクリアーが剥げて白くなった部分もまったくわかりません。
これにて修理完了です、早速今日中にお送り致します。
まだまだ修理患者さんがいらっしゃいまして・・・修理環境が逼迫しています(笑)
今日は終わるだろう・・・明日には終わるだろうと思っているのですが