本日の山陰は大変暑い1日となりました。
数日前の天気予報では雨、その後曇りに変更になりましたが蓋を開ければ晴れて空が青い・・・
昨日のブログの最後の部分にちょっとだけ書きましたが今日は結婚式でしたので暑いのを別とすれば天気が良くて何よりでした。
もう少し前に入籍をして既に一緒に暮らしておりますから、この結婚式は皆さんにご披露という形なんですが島根でもコロナが落ち着かなかったのでなかなか結婚式と言う事にならなかったんですね。
最近はかなり落ち着いてきましたがそれでも大勢の親戚を集めるわけにもゆかず最低限の人数で落ち着いた良い結婚式ではなかったかと思います。
私たちの時のように友人や親戚をたくさん呼んでの結婚式はこれからの時代は難しくなってゆくのでしょうね。
当然ながら新婚旅行はそのうちに・・・だそうです。
私の時は披露宴が終わるとまだ酔いも冷めないうちに出かけた(飛行機・・・確か伊丹空港に着陸前に揺れましたね・・・酔いが覚めちゃった)ものです。
まあアレはアレで良かったような気がしていますが、当時はそれが普通だった。
帰ってきてから少しブログを書いております。
さすがに今日は時間が無いです(笑)
今日の作業は修理です
ケーニッヒ512BBiターボです
フロント・サイドウインドウを脱着します。
お客様は実は同じものを2つお持ちのようで2台同じものが修理に入っております。
片側はサイドウインドウまで脱着しなくても良いかな〜と思いましたが、サイドウインドウの下側の1/3くらいが接着が甘かったのでやはり同じように脱着しておく事にしました。
後でまた外れますとガッカリされますからね・・・この部分は追加になりました。
同じ様に組み立てられていますから外れる部分も同じ・・・何と精度の高い組み立てをおこなっているのでしょうか!?
多分組み立てるお嬢さんの手向きとか癖がありますから同じ様になってしまうのでしょう。
ウインドウを接着して・・・
この後片側のモデルはリアのルーフスポイラーが瞬間接着剤で修理されていまして少し接着剤がはみ出していますのでそれも修理しておきます。
下の写真で向かって右側の個体の接着部分が白く見えますね・・・その部分を修理しました。
その時に気がつきましたが・・・
こんな部分にも接着剤がついています。
多分誰かが気がついて取ろうとした傷も拡大しますと見えてきますね。
こんな場合は少々荒療治をしないと治らないのです・・・
2000番のペーパーで削ります。
クリアーの層がありますからそこまでは削っても大丈夫です。
その後ラプロス8000番で研磨しました。
この後はコンパウンドで磨けば綺麗になります。
こちらも同じ様な512BBiターボですがマーカーが白でありますから違った個体とわかりますね。
これはまだ軽症なのでフロントウインドウだけです。
接着剤を掃除してタッチアップをしてから組み立てます。
これくらいですと修理もすぐに終わります。
気がついたのが・・・屋根の上のゴミつきですね。
クリアーコート時にゴミが噛み込んでしまったんでしょう・・・
とても気になりますのでこのままお返しするのは忍びないですねこの際掃除しておきます(ここは頼まれていないし見積りにもありませんのでサービスです)
同じ様に2000番で研磨して・・・
ラプロスです。
これでもまだ細かな傷が見えますね。
コンパウンドのハード1をかけますと綺麗になります。
仕上がり具合で行きますと90%くらいかな〜(笑)
続いてウルトラフィニッシュで磨きましてツルピカですねこれでお客様も喜んでくださるでしょう。
そして1000馬力の!?テスタロッサのケーニッヒですが・・・一見どこも悪く無いような気がしてお客様に確認させていただきましたら・・・何とテスタロッサの特徴であるリアのスリットのエッチングが曲がっていました。
ボディが収縮したことで曲がってしまったんですね・・・取り外して曲がりを修正しておきました。
ただし曲がりを修正と言ってもまっすぐ伸ばすとボディの幅より出っぱってしまいます。
少し後ろに出す感じにしないと収まりがつかないのですよね・・・
完璧にするには新しいエッチングを作るかカットして加工しないとダメなんですよね。
これ以上収縮が進むならそれも考えないといけなくなりますね。
再塗装を前提ならカットして直すのですが・・・費用的には修理の範囲を越えてしまいますから考えどころです。
続いて599X Xですね。
フロントウインドウの脱着の見積もりですが・・・確かそうだったと思う。
リアウインドウがブラックアウトされた仕様なのでウインドウの歪みが見えやすくて・・・やっぱり脱着しておいた方が良いかと判断しました。まずはフロントウインドウからですね。
外した時にマットブラックのボディカラーが・・・一緒に剥がれてしまいましたが、これは想定内です。
リアウインドウを外すために作業をしていますとリアのサイドウインドウまで浮いてきました。
多分既に外れていたんですね、多分Cピラーの部品で押さえられていたのかもしれません。
反対側のCピラーも念のために外して確認しましたがこちらは問題なさそうでしたので右側のみウインドウを再接着しました。
結局フロント・リア・リアのサイドCピラー左右と、結構大掛かりになってしまったという・・・(笑)
たまにはこんな事もあります。
今日はここまでです。
明日は通常営業です・・・
本業は多分812GTSを進めることになるかと思います。