本日の山陰は早朝より冷たい雨が降っています。
降る時には結構な勢いで降って来ますのでアトリエの前の溝は満水状態になっていますし隣のガレージの屋根から下に落ちた雨が結構溜まっていますので少し溝を掘って排水致しました。
ここに水が溜まるとガレージ内の湿度も上がりやすいので・・・。
何の為にも良くないですね。
さて本日の更新です。
本日はコクピットサイドの削ってしまったバルジを復元しておこうと思います。
この様に最初の段階で削ってしまった物はいつの間にか忘れてしまい後で気が付く事も多々有りますね。
本当は削った時に作っておくのが基本かもしれませんが大きさとか位置関係を調節しなければならない事も有りますので理想通りには行かない事も有ります。
バルジの素材は色々考えたのですが真鍮板の0.2mmを叩く事に致しました。
例えばですがこんなバルジを復元するのにパテを盛るとか、メタルの板から削り出すとか、アルミ板を叩くとか色々な方法が有ります。
一難安易なのはパテ盛りですが・・・他の部分を真鍮板で作り直していますのでここにパテを盛るのは避けた方が良いかと・・・。
叩いて作る場合に2種類の方法が有りますね。」オス型を作って叩くのかメス型を作って叩くのか・・・今回はメス型を作ってみました。
理由は左右で同じ物が欲しいので高さや形状の他にボディとの合わせ目の寸法が正確に欲しかったんです。
だからメス型に致しました。
鉄の塊にリューターで掘り込みを入れます。
ビットはダイヤモンドの物で鉄でも簡単に掘り込む事が出来ますね。
真鍮板は叩く前に焼き鈍してからになりますのでターボライターで焼きました。
掘り込んだ穴の中に丁度収まる様な矢坊主や削ったドライバーの先を使って叩きます。
焼き鈍して有るので結構柔らかいですよ。
そうそう、最初にある程度の形状が出るまではマスキングテープで型に真鍮板を貼付けておくとズレが無くて良いですね。
作ったバルジを切り取ってザックリと削って見ました。
ここでお客様がお一人見えました。
何でもヤフオクでプロバンスムラージュ製のプジョーのラリーカーを購入されたらしいのですがライトのレンズ(透明レジンの塊)が片側無かったらしいのです。
どうにかなりませんか~!?と言われるのでボディにマスキングゾルを塗って乾かしてからプラリペアの透明を使って作ってあげました。
たまにはこんな事も有りますね・・・山陰は1/43人口が少ないのですからお客様を育てないとね(笑)
まあ1/43キットでこんな事はいつもの事ですし・・・むしろ困ったのはライトをどうやって再現したらより良い物になるのか・・・?と言う事ですね。
私ならバキュームでライトをレンズだけ作って内側にカットを入れてライトの反射板は掘ってクロームを塗って再現ですかね~。
お客様はそこまでは望まれなかったのでキットと同じ物を作ってお渡し致しました(笑)
さて制作に戻りましょう。
作ったバルジをさらに削ってボディに取り付けてみました。
このバルジですがどのタイミングで取り付ければ良いのかちょっと迷いますね。
クリアーでダルくなる事を考えれば2度目のクリアーの前あたりなんですが・・・検討致しましょう。
反対側も同じ形状で・・・
オイルクーラーの開口部のまわりを掘ったのは昨日ですがここのメッシュを作りましょう。
キットにはエッチング製のメッシュが付属しています、確かにスッキリとは仕上るかもしれませんが微妙な表現力についてはやはり本物のメッシュを使った方が良いと判断して・・・大きさも違って来ていますし・・・自作品をつくることにいたしました。
まず枠の部分ですが、余り太く見えては全体の雰囲気を壊してしまいますので0.3mmの真鍮線・・・強度的に可能であれば0.2mmの洋白の方が良いかな~・・・ただ強度は無いでしょうね~。
強度の為に0.3mmで作りました。
今度はメッシュに貼ってゆきますが当然ハンダ付けです。
このハンダ付けで大事なのは下側は不燃材である事ですが押さえを木でする事ですかね。
金属で押さえると熱が奪われてしまいハンダが奇麗に流れなくなってしまいます、なので押さえは木で行なっています。
木は焦げてしまいますが・・・。
四辺ともハンダを流すとこんな感じになります。
メッシュにハンダ付けをした当初は内側のメッシュにもハンダが流れてしまわないかという事が問題でした流れてはいけない部分にマジックで線を引いてメッシュを汚しておく事も行ないましたが温調式のハンダゴテで420℃程でハンダ付けをしていますが何もしなくてもハンダが流れる事は無いようですね。
ただしフラックスが内側に流れているとハンダが流れる事が有るかもしれませんが・・・。
切り取ってボディに取り付けます。
やっぱり全体を見ないとわかり難いですかね(笑)
如何でしょう~?
降る時には結構な勢いで降って来ますのでアトリエの前の溝は満水状態になっていますし隣のガレージの屋根から下に落ちた雨が結構溜まっていますので少し溝を掘って排水致しました。
ここに水が溜まるとガレージ内の湿度も上がりやすいので・・・。
何の為にも良くないですね。
さて本日の更新です。
本日はコクピットサイドの削ってしまったバルジを復元しておこうと思います。
この様に最初の段階で削ってしまった物はいつの間にか忘れてしまい後で気が付く事も多々有りますね。
本当は削った時に作っておくのが基本かもしれませんが大きさとか位置関係を調節しなければならない事も有りますので理想通りには行かない事も有ります。
バルジの素材は色々考えたのですが真鍮板の0.2mmを叩く事に致しました。
例えばですがこんなバルジを復元するのにパテを盛るとか、メタルの板から削り出すとか、アルミ板を叩くとか色々な方法が有ります。
一難安易なのはパテ盛りですが・・・他の部分を真鍮板で作り直していますのでここにパテを盛るのは避けた方が良いかと・・・。
叩いて作る場合に2種類の方法が有りますね。」オス型を作って叩くのかメス型を作って叩くのか・・・今回はメス型を作ってみました。
理由は左右で同じ物が欲しいので高さや形状の他にボディとの合わせ目の寸法が正確に欲しかったんです。
だからメス型に致しました。
鉄の塊にリューターで掘り込みを入れます。
ビットはダイヤモンドの物で鉄でも簡単に掘り込む事が出来ますね。
真鍮板は叩く前に焼き鈍してからになりますのでターボライターで焼きました。
掘り込んだ穴の中に丁度収まる様な矢坊主や削ったドライバーの先を使って叩きます。
焼き鈍して有るので結構柔らかいですよ。
そうそう、最初にある程度の形状が出るまではマスキングテープで型に真鍮板を貼付けておくとズレが無くて良いですね。
作ったバルジを切り取ってザックリと削って見ました。
ここでお客様がお一人見えました。
何でもヤフオクでプロバンスムラージュ製のプジョーのラリーカーを購入されたらしいのですがライトのレンズ(透明レジンの塊)が片側無かったらしいのです。
どうにかなりませんか~!?と言われるのでボディにマスキングゾルを塗って乾かしてからプラリペアの透明を使って作ってあげました。
たまにはこんな事も有りますね・・・山陰は1/43人口が少ないのですからお客様を育てないとね(笑)
まあ1/43キットでこんな事はいつもの事ですし・・・むしろ困ったのはライトをどうやって再現したらより良い物になるのか・・・?と言う事ですね。
私ならバキュームでライトをレンズだけ作って内側にカットを入れてライトの反射板は掘ってクロームを塗って再現ですかね~。
お客様はそこまでは望まれなかったのでキットと同じ物を作ってお渡し致しました(笑)
さて制作に戻りましょう。
作ったバルジをさらに削ってボディに取り付けてみました。
このバルジですがどのタイミングで取り付ければ良いのかちょっと迷いますね。
クリアーでダルくなる事を考えれば2度目のクリアーの前あたりなんですが・・・検討致しましょう。
反対側も同じ形状で・・・
オイルクーラーの開口部のまわりを掘ったのは昨日ですがここのメッシュを作りましょう。
キットにはエッチング製のメッシュが付属しています、確かにスッキリとは仕上るかもしれませんが微妙な表現力についてはやはり本物のメッシュを使った方が良いと判断して・・・大きさも違って来ていますし・・・自作品をつくることにいたしました。
まず枠の部分ですが、余り太く見えては全体の雰囲気を壊してしまいますので0.3mmの真鍮線・・・強度的に可能であれば0.2mmの洋白の方が良いかな~・・・ただ強度は無いでしょうね~。
強度の為に0.3mmで作りました。
今度はメッシュに貼ってゆきますが当然ハンダ付けです。
このハンダ付けで大事なのは下側は不燃材である事ですが押さえを木でする事ですかね。
金属で押さえると熱が奪われてしまいハンダが奇麗に流れなくなってしまいます、なので押さえは木で行なっています。
木は焦げてしまいますが・・・。
四辺ともハンダを流すとこんな感じになります。
メッシュにハンダ付けをした当初は内側のメッシュにもハンダが流れてしまわないかという事が問題でした流れてはいけない部分にマジックで線を引いてメッシュを汚しておく事も行ないましたが温調式のハンダゴテで420℃程でハンダ付けをしていますが何もしなくてもハンダが流れる事は無いようですね。
ただしフラックスが内側に流れているとハンダが流れる事が有るかもしれませんが・・・。
切り取ってボディに取り付けます。
やっぱり全体を見ないとわかり難いですかね(笑)
如何でしょう~?
焼き鈍すとき私はバーベキューで使ったあまりのガスコンロ用のガスを使ってますが、ターボライターで十分なら経済的で良いですね。
確かにあれは最後までなかなか使い切れないですからね~。私も大きな物を焼き鈍しをする時にはコンロのカセットガスを使うブタントーチに組み合わせて使っていますが、最近は子供たちも皆独立して大人3人しかいないですからバーベキューも機会がなかなか無くてガスが余らない・・・(笑)
寒くなったので鍋でもしましょうかね~ガスが余るかしら・・・。