Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンルームの中のパーツの制作

2020-05-11 20:42:15 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日は暑い1日でした〜。
ほんのちょっとだけでしたがアトリエのエアコンを動かしてしまいました
暑かったですが・・・今やっておかなければならない仕事が多数・・・
まずは種巻きですね
オクラやルッコラ・バジル・唐辛子などの種を蒔いておきました
実際に定植できるのは1ヶ月くらい先になりますね。
かなりの量がありましたよ(笑)

次はサクランボの収穫ですね
こんな感じで今年もサクランボが出来ましたよ
ムクドリが食べていまして量は少ないですけど・・・大変甘酸っぱいですね〜。

さて本日も本業を始めましょう。
エアクリーナーケースをバルクヘッドに仮留めしています
ピンは付けていないのでこの時点では厚みの薄い両面テープを使っております。
エンジンルーム内の配置と大きさに関しては思っていた通りのエアクリーナーケースになりましたね。

実は難しいのはここからなんですね〜
エンジンはシャーシ側バルクヘッドはボディ側に有りますので組立てながらでないと仮組が出来ないのです
塗装前の仮組では誤差が大き過ぎるんですよね。
エアクリーナーケースからキャブレターのインダクションボックスまでのダクトを削り合わせます
このキャブはオートアート製の物をコピーした物ですし元々このミニカーについていなかった物を使う訳ですから大きく違っていても不思議では無いでしょう
思った通りに大分違いましたよ・・・まあ雰囲気は壊さずいけてますけどね。

・・・大体目処がついた所でエンジンルーム内の細かなパーツを作ってゆきましょう。
まずは点火コイルからですね
比較的最近まで筒型の点火コイルが使われていましたね〜
今はプラグの部分に1気筒辺り1個の点火コイルが付いていましてダイレクト点火になっていますが昔のはこの筒型のコイルとデストリビューターという部品がセットでした。
点火コイルが筒型の物でその右に有るリングはコイルを固定するステーでしてリングの中に筒型の点火コイルが入る事になります。
右上のアルミの小さな部品は点火コイルに刺さる高圧コード(プラグコードとも言います)が刺さる部分のキャップですね。

先ほどのリングに取り付けの平板をハンダ付けしまして組立ててみました
プラグコードのキャップは別途保管しています。
ちなみに上側の黒いプラスチックの塊が最初にこのミニカーに付いていた点火コイルです
形状は?ですが・・・無いよりも良いですね(笑)

次はエンジンルーム右側に付いているガソリンのフィルターです
まだ上の部分しか作っていませんけど・・・
ちなみにパイプを通している部分は洋白製パイプだけがアルミ製ですね

実車の写真が無いので形状がよくわからないですがアクリルの丸棒からガソリンのフィルターの本体の下側に付くガラスのカップを作っています
今、もしガソリンのフィルターが付いていても金属製か安っちいプラスチックの物ですけどこの時代は上側はダイキャストで下側にはフィルターのは入っているガラスのボールが付いていまして不純物が溜まりますとすぐ見える様になっていました。

ガラスボールと金属部品を一体化しますとこんな感じになります。
何となく雰囲気が良いでしょ!?
昔の物は作っていても何だか時代感が出て楽しいですね、しかもしっかりデザインされていて良い形をしていますね〜。
今日も松江に行った時に今は欲しい車が無くなりましたね〜と言う話しで盛り上がりましたが・・・理詰めで作られている今の車には無い物が旧車には有るんですよね〜。

ガソリンフィルターにガソリンを入れておきます(笑)
ガソリンフィルターにガソリンが入っている様に見せる為に下から2/3位をクリアーイエローで塗っておきます。
でも多分見えないかもしれませんね〜点火コイルの後側なのでキャブレターの陰になってしまうかもしれません・・・

ガソリンを満たした様に塗った燃料フィルターですが・・・
もう一つ大事な物が有ります
このタイプのガソリンフィルターは大体がこのガラスのカップの部分をスプリングの様な針金状のストッパーで抱え込む様に固定してあるのです。
と言う事で金属の線を使ってこの様にガラスのカップを固定してみましたよ・・・
まあ見た目だけですけどね〜。

次は多分・・・発電機のレギュレーターです
今ですと発電機の中に一体になっていまして・・・ICレギュレーターになっているのですよね。
だから壊れたら発電機ごと交換になりますが・・・
このタイプの物ですと・・・このレギュレーターだけを交換します。
勿論発電機が異常が無い事が条件ですけどね・・・そして一番大事なのが部品がまだ手に入れば・・・と言う事になります。

コイルを塗装して取付けてみました・・・
こんな部分に取付けられているんですよね〜
ピンセットが無いと取り付けが出来ません。

そしてガソリンのフィルターに出口側と入り口側のガソリンホースを取付けてみました
まあこれもほとんど見えませんがもうこれは完全に自己満足の世界ですね(笑)

ガソリンフィルターを取付けてみましたよ〜
ほらね〜あのガソリンがは入っていた部分など全く見えません(笑)

次はドライバーのすぐ前のバルクヘッドに付いている白いタンクを作っています
このタンクは何かよくわからないのですが・・・位置からしますとウォッシャー液のタンクか?又はブレーキフルードのタンクと思われますね〜
白いポリタンクなので白のプラ棒から旋盤で挽き出しておきます。
固定用のバンドも作って置きました

付く位置は・・・こんな場所ですね〜。
エアクリーナーケースからのダクトで若干肩身が狭そうな気がしますが・・・実車もここなので。

さてここの所プラの加工が多かったのですが・・・また金属加工が始まりました
こんな板を真鍮板から切り出しております。

エンジンルームのこんな場所に付きます・・・
これってボンネットキャッチの金具なんですよ
この場所はボンネットとのクリアランスが厳しいので今までは省略していた事が多かったのです。
今回はこの部分のディティールが余りにものっぺりとしていますので・・・作ってみましょう。

中心の大きな穴にキャッチの棒を取付けます
この部品は真鍮線と真鍮のパイプを組み合わせて作っています
実車の写真が有りますので・・・作るのは楽ですね。

次はスプリングですね〜
ボンネットのキャッチが外れた瞬間に少しボンネットが持ち上がる様に付けられているのです。
少し上がれば手を入れてボンネットを開く事が出来ますからね〜。
前ヒンジだと走行中に開く事も無く他にロックは無いみたいですね。
国産車の場合はその整備性の良さから後ヒンジの場合が多いのでロックが外れてからボンネットが上に上がりますがもう一段のロックのレバーを解除しないとボンネットを開けられない様になっています。

最後にボルトを取付ければ完成ですね〜
何となくそれらしく見えますね〜

最初の時点でボンネットのロックが来る様に少し取り付け面を削って押し込んでおいたのでこの通りボンネットは干渉しないですね。


この調子でいけば明日には完成するんじゃないかと・・・(笑)
納品はどうしましょうかね〜!!??
コロナは怖いし・・・大阪行きの高速バスって出てるのかな??
まあダメなら発送で納品させて頂きましょうかね〜。


エンブレムの取り付けとエアクリーナーケースの制作

2020-05-10 20:11:16 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は曇りで時々雨が降っていました。
家の中では少し肌寒い感じですが、屋外ではムッとする様な感じ・・・
気温は家の中よりも少し高めで湿度が高い感じと言えばわかって頂けるかな〜。
風はほとんど無くてどんよりしている感じですね〜。
午後からは雨は上がりまして・・・いつ降るかよくわからないほど暗い空でしたが夕方までは何とか持ちこたえましたね。

今日は朝からちょっと所用がありましてね朝一で松江市まで出掛けてきました。
まあ用事はそんなにたいした事では無いのでおいておきますが・・・帰る道すがらスーパーの駐車場を見ますとほぼ満車状態でした
まだ朝9時半位なのにね〜
皆さん買い物に行かれるんですね〜
2件のスーパーの前を通過しますがどちらも大入り満員です・・・(家族連れも何組かいらっしゃったので松江はほぼ自粛していないな〜と言う印象です・・・笑)

さて帰って来たら仕事ですね〜。
昨日はJAFのバッチを付けましたが・・・エッチングつながりという事でこの辺りでエンブレムを取付けましょうかね。
最近のミニカーはエンブレムもエッチングではなくメタルインレットと言うメッキした物を貼付ける物が多くなってきまして一旦剥がしますと流用はほぼ不可能な物が多くなりましたね。
この辺りにもミニカーの塗直しが高価になってしまう理由があります。
エッチングで作り直しておきましたエンブレムは金メッキ仕様にする為に磨いてからウレタンクリアーにクリアーイエローを混ぜた物を塗って金メッキ仕様にしておきました

エンブレムを貼る前にナンバープレートを取付けておきましょう
取付けビスはアドラーズネストの六角ボルト、封印も自家製で作りました・・・もうこの辺りは当方のスタンダードなので珍しく無いですね

まずはFフェンダーのエンブレムからですね
傾きとか位置関係をきちんと出す為に細切りのマスキングテープを貼って目印にしています
筆記体の文字のエンブレムはなかなか格好が良いですね〜
しかも時代感が抜群です・・・今の車にはこんなエンブレムは付いてないな〜

リアも同様にマスキングテープを貼って傾きに気を付けてはっています
上側には古いタイプのアルファロメオのエンブレムが付きます・・・フロントは新しいタイプなのにリアは古いタイプなのがちょっと不思議ですね〜。
良く見て下さいね・・・
ナンバー灯のセンター部分の突起の部分にもアルファの古いタイプのエンブレムが付けられていますね・・・この部分も
きちんと再現しています

もう一度Fフェンダー部分に戻ってマスキングテープを剥がしまして小さなベルトーネのマークを取付けて完了ですね。
この小さなマークですが
小さい上に位置関係が微妙で取付けるのにちょっと苦労しましたよ。
位置がずれますと雰囲気が違う様な気がしましてね・・・(汗!)

次に・・・やっとバンパーの接着をしました
何か忘れ物が有ると困るのでリアのバンパーはまだ接着していなかったんですよね〜
接着してからバンパーのステーが貫通してしまうトランクの中も確認して・・・
やっとひと安心です
最初のミニカーの状態と比較しますと凄く良くなった様な気がしますね〜。

さて次はボンネットのモールですね
ここのモールもボンネットが凹んでいてその溝にモールを付ける様になっていましたので埋めた所ですね
モールの処理ですがやはり実車と同じ様にしておかないとね〜見えてしまう部分ですから、大事な所だと思います。
さてこのモールですがサイドのモールと同じくアルミ製が良いのかそれともクローム風な物が良いのか・・・
皆さんならどうしますか?
実車の写真で確認しますとどうやらサイドのモールと同じでアルミ製みたいなんですよね〜
そう鈍い光り方の物なんですね。
と言う事でアルミ製の作って見ました
と言うか・・・写真を撮り忘れてしまいましてもう付けちゃっています(笑)

さて次はまた難問が待ち伏せしています
・・・もうお気付きかと思うのですが。
そうなんです、エンジンルームなのです。
ベースになったミニカーはかなりお値段の安い設計の物(お買いになられた値段は知っていますが・・・)なのでエンジンルームもそれなりの構成なんですね。
まあこれは仕方が無いのですが・・・まあ腕の見せ所と言えばそうなんですが大変と言えばその通りなんですよね。
周囲の細かな補機類は全部自作しなければなりません
エンジンの右側の壁はこんな感じです
ここに点火コイルと燃料のフィルターを付け足します

エンジンの左側の壁にもそれらしい物は穴だけです(笑)
まあ正確に言えば付いていましたが使えない代物なんですよね。
こちら側の壁にはいくつかのリレーや発電機の発電量を調整するレギュレターを作りましょう

でも一番大変なのは筒型のエアクリーナーとダクトですかね〜
ダクトは3.0mmのプラ棒にハンダ線を巻いて作ります
少々ラフでもそれらしいのは元々ダクト自体は柔らかい物ですから変形は有るのです、なのでそれなりに見えれば余り問題が無いと思いますね。
最後に瞬間接着剤で固めてやりましょう。
こんなダクトが3つも有ります・・・(笑)

次はエアクリーナーですね
本体は金属製で丸い筒の様な形状をしています
この本体はABS樹脂を使って旋盤で削り出しています
若干考えたのは・・・
エンジンルームの後側のバルクヘッドはボディ面と揃っていなかった事ですね
と言うのもこのエアクリーナーはエンジンとかキャブに付くのでは無くこの凹んだバルクヘッドに付くので少し寸法を大きめにした方が良いのではないかと考えましたが・・・
直径を大きくしますと今度は上下の寸法にも関わってきますから・・・一応計測した通り7mmの直径で作っています。

次は真鍮板を切ってエアクリーナー本体の固定金具を作りました
丸い輪っかの部分にエアクリーナー本体が入ります
指で持っている部分がボディへの取り付けになりますがここで1.5mm程(バルクヘッドが後に下がっている分だけ)調整をしました
全体を大きくするよりもこの部分で調整した方がバランスが良いと判断した訳ですね。
実車とミニカーはその構造から必ずしも同じでは有りませんがバランス良くまとめる事も大事ではないかと考えています。
全部を直すのは理想では有りますがそれをやりますとお客様に多大なご負担をお願いする事にもなりますからどちらが良いのかは私の判断になります。

ステーと本体を組み合わせますとこんな感じになります
まだ塗装をしていませんので素材の使い方が良くわかると思います
この後はエンジンルーム内の仮組をしましてこれにつながるダクトを作ってゆきましょう。


このダクトを作るのがこのエンジンルーム内での作業の一番難しい所になります
細かな補機類はまだ楽なんですよね〜(笑)

サイドモールの制作と取付けです

2020-05-09 20:02:06 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は朝から雨がポツポツと降って来まして
お昼のお客様をお迎えする頃にはすでに道路も濡れた状態になっていました。
でもそんなに大降りではなくシトシト長く降る感じでしょうかね〜
まあ先日種を蒔いたレタスの苗には優しいかもしれません。

さて今日は雨だったので外の仕事はしませんでしたからいきなり本業を開始致します。
随分完成が近くなってきましたが・・・それでまだまだ山あり谷ありですね〜。

今日はボディサイドに付くモールの制作からですね
ミニカーにはドアやボディの下部などモールが付く部分を凹ませてありましてプラスチックをメッキしたモールが取付けてありましたが、実車ではモールが付く部分を凹ませているという事はほとんど無いし有っても1/18スケールでは無視出来る程ですからボディの塗装をする前に埋めてしまいました。
なのでモールはミニカーの物を使わずに自作部品を作る事になります。
資料写真を良く見ますとこのモールですがクロームの様にピカピカしている訳ではない様ですね。
何でもかんでも洋白線を使ってピカピカにするのはダメですね・・・まずは実車がどうか・・・そしてスケール的にどうなのか?と言う検討の上に使う素材や仕上げを決めます。
今回はアルミの様な鈍い光り方をしていますのでアルミ線を少し潰してモールにしてみます。

試作としてFフェンダーの前側の短い部分を作ってみました。
そうですね〜写真から判断しますとこんなシルバーなんですよね〜
実車もアルミ製なのかもしれませんね。

ドアの下の長い物も作ってみます
アルミ線を潰すのはなかなか大変でして
いつも使っているロールを使っても線が曲がってしまいましてグニャグニャしますのでその曲がりを直しながら整形をしてモールを作っています

反対側は後側まで完成ですね
このモールは普通の車と比べますとやや幅広で厚みもそれなりに有る物が使われています
一口で言えば結構存在感の有るモールなんですね〜。

反対側もモールが完成しました
モールが付くとサイドビューが引き締まった様な気がします


さて次は少し後の方の組立てを進めてみましょう。
トランクの部分にナンバープレートが付くのですがこの部分の形状が同じジュリエッタのでも105系と750系では違っていましたのは既に以前に書きましたね。
750系のナンバー灯は既に以前洋白板から作って置いたのもご報告済です
その部品をいよいよ取り付けをする事にしました
最初にナンバー灯にバフを掛けてピカピカに磨きます
そして接着しました
取付けには強度を保つ為と場所がズレない様に太めのピンが付けられていますから間違いは無いと思います

続いてテールランプです
これも色々有りましたね750系はランプ類が小柄に出来ているのでこの辺りのボディも全部やり直して余計に時間がかかってしまいました。
ランプ類を付けると引き締まります・・・苦労が報われる瞬間とでも言いましょうか・・・。

続いてバンパーなのですが・・・
ここでまた一つ問題が有りましてね
実車にはJAFのバッチが付けられているのですよね、エッチングの塗装の書きましたよね・・・覚えていますか?
旧車は新しい部品が入手不可能なのでこの様なバッチを付ける場合にも基本的に穴を開けるのはNGなんですね。
穴を開けたく無いお客様の気持ちは良くわかります
なので実車はこんな細工がして有ります
横から見た所はこんな感じ・・・

上から見ますと・・・

わかりますかね??
本当は斜めから見た所が有りますともっとよくわかるのですけどね(笑)
まあ有る資料からヒントを頂き多分こうなっているんじゃないかな〜+強度的に取付けピンを埋める事も考えますとこんな形状になります。
中央の一番太いピンは取り付け用のピンですね〜。

で・・・実際のバンパーに取付ける時にはこんな感じになります
固定用のピンが有りますから強度的には何ら問題が無いですね

そしてバッチを固定する為の板はバッチの裏に横向きに付けられていますのでこんな感じに・・・

そして塗装をしたバッチを付けます
如何にも七宝焼きが剥げた感じの色になっていて良いかも・・・(笑)


取付けた部分を裏から見ますとこんな感じです
本当はバンパーをぐるっと巻いた様になっていますがバンパーの形状の問題から裏側は切れていて上下別の部品になっていますが・・・
恐らく実車と同じ風景に見えると思います・・・というかそうなればいいな〜!!


明日はエンブレムの取付け辺りから進めましょうかね〜。

デカールデータの制作と組立て

2020-05-08 20:00:24 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰も良く晴れて・・・草刈りにはもってこいの天気ですね。
昨日は風が冷たくて寒い感じがしましたが、今日は風も余り無くそして気温も上がっていましてね〜暑い位でしたよ。

本日は昨日のお約束通りに畑の草を刈りましたよ
8時半頃からお昼頃までかかってやっと刈る事ができましたが・・・先ほども書きましたが昨日と比べて暖かだったので汗も出ますし疲れ方が違います。
間に一度15分程の休憩は入れましたが・・・終わったらクタクタですよ。
下の写真はいつもの所から写したニンニク畑ですね〜
上の緑の葉っぱは柿の木ですが下側に少し刈り残している部分がわかりますかね〜
アレはミョウガが植えてあるのです。
切ってしまうといけないので草も残しておきました
その向こうの青々したのがニンニクですね
今年も大きく育ったと思います。
あと1ヶ月位で収穫の時期になりますね〜
あ〜そうでした、収穫の前にニンニクとタマネギの干場を作らなければなりませんでした・・・5月の中旬以降も忙しそうです。


今日の作業はデカールのデータ作りからですね。
皆さんはウェーバーキャブレターと言いますと本体のフロート室の上に丸いジェットのカバーが付いている物を想像されると思いますが・・・
初期の物はちょっと違うんですよね〜
今製作中のアルファロメオでは通常丸い蓋が付いている部分にアルミのプレ−トが付けられているのです
ジェットの交換はソレックスのの様(!?)に上側の蓋を全て外して行なう見たいですね〜。
ウェーバーの良いのはジェットの交換が楽だと言う概念はここでは通用しないみたいです(笑)

このプレートのデカールを作っています

プレートは2つしか要らないのですが失敗しますと困りますから多めに作っておきましょう・・・こんな時に限って2枚しか要らない事になりますね〜。
つまり失敗はしないとか・・・落ちてなくなってしまう事は無いとか・・・ですよね

このデカール大きさが幅3mmなのでもういくら正確にデータを作っても印刷の限界が来ていますから文字が読める様な事は有りません。
アルミ板に貼ってみましたよ
アルミ板は0.1mmの物で何個か作る為に長いアルミ板にしてデカールを貼りまして乾燥後にクリアーをかけます。

ついでにナンバープレートも作って置きましょう
こちらも一緒にクリアーを塗りたいのです
同じ作業は同時にするに限ります(笑)


ここからは少し組立てを始めましょう
昨日塗った左右に有るグリルのインテークです
中央に有るボディカラーの居たを取付けましょう
まずは成り組してみます
塗料の厚みでうまく付かない事も有りますから・・・

今回は塗料の厚みの影響が出る事は無かったですね
しかしながら左右がわかる様に裏になる部分に印(向かって左側になる部品にピンバイスで凹みを付けておいたのです)を付けておきましたが・・・塗料で埋まってしまいましてね。
左右はほとんど同じ寸法なのですが・・・それでもフィッティングは変わってきますので・・・右用なのか左用なのか調べるのに余計な手間がかかってしまいました。


次はエッチングの加工です
このお客様は古い車に乗られる為なのでしょうか?よく知りませんが万が一の故障の為にJAFに入会されたみたいでしてね。
リアのバンパーにJAFのバッチを取付けていらっしゃるのですが・・・
このバッチにもこだわりが有りましてね〜
今時のプラスチック製では無く古いタイプの真鍮製で元々は七宝焼の物を探していらっしゃった様です。
が古い物はやっぱり七宝の部分が落ちてしまって全部真鍮製の様なバッチなんですね〜
まあこれも特徴の一つなので再現しておきたいですよね
実物のバッチは私もよく知っておりましてね
昔亡父が乗っていたシトロエンDS19にも付いていました。
このバッチは平面では無く球面になっていますのでエッチング製のバッチを矢坊主でプレスしてみましょう・・・。
少し球面になっていればそれで良いのです(笑)


次はリアのトランクのロック解除ボタンを作ります
この時代の車は車体の方々に色々と装飾が施されていましてなかなか目を楽しませてくれますが
作る場合にはなかなか大変だったり致します
トランクのロックの解除ボタンならボタンだけ付いていたらそれで役に立つのですが・・・さすがにイタリアですね
ボタンの周囲に飾りが有るのですよね〜
クロームなので洋白で作ります
旋盤で挽いた物をフライスで大まかな形状に削りまして・・・

後はひたすら手を使ってヤスリで削っています。
写真などの資料とにらめっこで有る事は言うまでもありません(笑)

最後にバフを掛けまして・・・
ボタンの穴の周囲を旋盤で少し削っておきましてから突っ切りバイトで切り落としましょう
厚みが当初予定していた物よりも厚い様な気がしましたので薄めにカットしておきました

そして取付けてみました。
この部品はミニカーの段階で付いていなかった様な気がします
ひょっとしたらバンパーと一体だったので削って作り直したのかもしれないですね〜
もう忘れてしまいました。


明日は続きでドアの下側に付くモールをつくります
モールが出来ますと完成が一気に近づきますね〜。


ドアハンドル/ドアミラーの取付けとグリルのパーツ制作

2020-05-07 20:56:14 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は天気が良かったですが風が強かったですね〜。
そして結構冷たい風が吹いていました。
朝のニュースでは明後日位からは気温が上がりまして暑くなると言う予報が出ていました・・・
この時期暑くなりますと熱中症が心配ですよね〜
熱中症とコロナに依る症状が見分け難いので医療の現場が混乱するかもしれないと言う情報でしたので来週芝刈りをするつもりでしたが今日しておく事にしました。
山陰の空はこんなに青いのに・・・心が晴れないのはコロナのせいかな〜!!

朝一番から始めて13時には芝刈りを完了しました、明日は畑の草を刈ります。
また13時位までかかりそうですね〜
ランチタイムのお客様が少ないので出来る事です(笑)
今日は家内が一人でこなしました・・・。

さて昨日家内とドライブに行ったお話は昨日のブログに書きましたが・・・
途中の山越えの国道でこんな物を見つけました。
道路の脇に大きなタケノコが生えていました!!
田舎では珍しく無いのかもしれませんが・・・
ワインディングロードの脇に突然現れたのでちょっとびっくりしてしまいました・・・
昔、ブリジストンのレグノというタイヤのCMに寺尾聡の曲が使われてしましたが、僕はあの曲が好きでしてワインディングを気持ち良く流していましたら・・・いきなりタケノコですからね〜吹き出しちゃいました。
あ!車はフェラーリじゃなくてスマートでした。
速度も法廷速度+10kmくらいかな??
一応ゴールド免許です(笑)


さて昨日作ったワイドビューミラーを塗装しました
まあ塗装と言ってもフラットブラックなので難しい事では有りません
鏡の面は後でシンナーを含ませた綿棒で拭いてやれば綺麗になります

組立てを急ぎましょう
顔つきが何か変だな〜と思っていましたが・・・
フロントのウインカーを付けてみました
左右のインテークの端に有る丸いクリアーレンズの物なのですが・・・電球はオレンジ色の物が付くみたいです。
でもクリアーのレンズですが見た感じはホワイトのレンズに見えてしまうのは内側の反射板が複雑に光を反射しているからなのでしょうね。
裏の部分をホワイトで塗っておきまして接着しました。

次はドアハンドルを取付けましょう
ドアハンドルは元々付いていたミニカーのドアハンドルの位置が?だったので
新しく穴を開けて取付ける事にしていました
ドアハンドルの取り付けピンはカットします
(片側は折れていますので左右とも真鍮のピンにしたかったのです)
位置を決める為にマスキングテープの細切りしたものを使って位置決めしました
マスキングテープの上側をガイドにして取付けピンの穴を開けています

そしてドアハンドルを接着しています
やはり付くべき物が付きますと・・・良いですね!

次は同様にドアミラーを付けたいと思います
と言ってもこの車には(あくまでもミニカーですよ)ドアミラーが付いていなかったのでデュエットスパイダーの物をコピーして取付けています。
ドアミラーの鏡の前側の部分ですが本当は凹みが有って商品の番号とかが入っているのですがさすがに凹みは付けれないのでデカールを貼っておきましたが・・・
意外と良いですね〜。
メッキ調の塗料の上に貼っていますが良い感じですよ。

次はこれです!
何か・・・
1.0mmのアルミ板をカットしています

叩いて伸ばして削って・・・
一体何を作っているのか??
端の方に取り付け用のピンを付けていますね〜

取付けるのはここです
ウインカーの脇の部分に小さな穴が見えますかね〜!?
この後インテークのメッシュの右側にも取り付け用のピン穴を開けて先ほどの部品を取付けるのです。
実車ではこの部品の左右に取り付け部分が有ると思うのですが・・・ミニカーではそうもいかなかったのです。
構造は違うので仕方が無いかと・・・(笑)

取り付けピンを2本にしこんな感じに取付ける予定ですね。
これでジュリエッタの顔つきに見えてきませんか??

左右とも付けるともう完全にジュリエッタでしょう〜(笑)
と言ってもこのまま付けるのでは無く実車はボディカラーなのでこの後普通のボディと同様に塗装します。

本当はこの部品プラ板で作ろうか考えたのですが・・・
実車は金属なので(ひょっとしたらアルミかもしれない)実車と同じ材質の方が説得力が有るかも・・・手数はプラの方が楽なんですけどね。

さて明日はグリルのパーツの取り付けやナンバープレートなどのデカールデータの制作等を更新予定です。
その前に畑の草を刈らなければならないかも・・・(滝汗!!)