少し説明が足りなかったかもしれませんが、男性に関しては、今の高齢者が若かった頃の方がずっと喫煙率が高く、男性の約8割が吸っていました。この世代も年齢を重ねるにつれ禁煙する人が増えたのに加えて、喫煙者の方が早く亡くなる人が多かったために、現在は高齢者ほど喫煙率が低くなっています。また、若い人は喫煙防止教育の効果や、「タバコはダサい」と感じる人が増えてきたために、喫煙率が急降下しています。結果的に、皆さんのお父さんの世代(30歳代~40歳代)が最も喫煙率が高くなっています。特に青森県の父親世代は約55%もの人がタバコを吸っているので大きな問題です。(2011年の調査)
女性の場合は話が別です。かつては高齢者の方が高めで、若い女性はあまり吸わなかったのですが、若い女性をターゲットにしたタバコ会社のマーケティング戦略が「成功」して、2000年ごろまで未成年や20歳代の喫煙率が上昇し続けました。その世代が皆さんのお母さんの世代(30歳代~40歳代)にあたります。その下の世代は男性と同じように喫煙率が下がっているので、やはり一番喫煙率が高い年代となり、特に青森県のお母さん世代は全国平均(約10%)の2.5倍も高い喫煙率なのです
タバコによる死亡者数は、男性はすでにピークを越えてきましたが、女性は今後もまだ増えていくことが予想されています。受動喫煙を防ぐためにも、皆さんの親の世代の喫煙率を下げることが必要なのです。
女性の場合は話が別です。かつては高齢者の方が高めで、若い女性はあまり吸わなかったのですが、若い女性をターゲットにしたタバコ会社のマーケティング戦略が「成功」して、2000年ごろまで未成年や20歳代の喫煙率が上昇し続けました。その世代が皆さんのお母さんの世代(30歳代~40歳代)にあたります。その下の世代は男性と同じように喫煙率が下がっているので、やはり一番喫煙率が高い年代となり、特に青森県のお母さん世代は全国平均(約10%)の2.5倍も高い喫煙率なのです
タバコによる死亡者数は、男性はすでにピークを越えてきましたが、女性は今後もまだ増えていくことが予想されています。受動喫煙を防ぐためにも、皆さんの親の世代の喫煙率を下げることが必要なのです。