熊本熊的日常

日常生活についての雑記

やってみないとわからない

2006年06月01日 | Weblog
餅は餅屋、という。今日はバスに乗って隣の区の区立美術館へ出かけた。狭い道を巧みなハンドルさばきで大型バスを操る運転手に感心した。自分で運転しない人には彼の凄さは理解できないと思う。人は自分の経験を超えて発想できない。

最近、よく絵を観に行くが、自分の好みを語ることはできても絵の巧拙を語ることはできない。私には絵というものをきちんと学んだ経験が無いからだ。

コーヒーの淹れ方を学んだことは自分にとっては大きな転機になったかもしれない。普段、何気なく口にしているものの奥深さを知り、自分で経験するということの大切さを再認識する契機になったからだ。

残念ながら、身体はひとつであり、自分に許された時間には限りというものがある。興味を持ったこと全てを経験してみるというのは無理だが、やってみようと思ったことは極力やってみようと思う。