熊本熊的日常

日常生活についての雑記

日々の課題

2012年05月08日 | Weblog

仕事帰りの陶芸というのは、時間的に少しきつい。午後6時までに池袋に行くというのが難儀で、そのためには5時半には職場を出ないといけない。その上、夜の部の場合、施設管理上の制約で遅くとも午後9時には片付けを終えて退室しなければならない。そうなると、実質的に作業できる時間はこれまで通っていた午前の部に比べて1時間近く短くなる。しかし、敢えて制約の多い条件下で続けてみようと思っている。別に何の根拠もないのだが、不自由な中で時間をやり繰りする工夫から何事かが生まれるような気がするのである。

陶芸を終えてから漸く夕食になるのだが、夜9時頃にふらりと入って旨いものにありつける場所というのは思いの外少ない。チェーン店はことごとく飲食店というより給餌場という雰囲気で、どうしても好きになれない。料理が、というよりそういう店に来る客の雰囲気が、生活崩壊系という感じで嫌なのである。それに、どれほど通ったところで作り手の顔が見えてこないし、腹が膨れれば事足りるという精神の荒廃はやはり避けたい。そうした食事の場所の確保というところも含めて、自分の好きなことのために時間や金銭をやり繰りするという意欲は持ち続けたいものである。