熊本熊的日常

日常生活についての雑記

梅酒

2014年07月05日 | Weblog

今日は客を迎えることになっていたので、朝、先月仕込んだ梅酒を開けて飲んでみた。まだ瓶の底に少し砂糖が残っているが、ちゃんと梅酒になっていた。客に出しても大丈夫な味だったので、飲んでいただいた。黒砂糖が奏功したのか、思いの外旨い。しかし、やはりまだ味が若い。飲み頃までにはあと一月か二月くらいかかるのではないだろうか。

1人で暮らしている頃は家に人が訪ねてくるということは殆ど無かったが、昨年に結婚してからは妻の親族友人知人がたまに訪ねてくるようになった。客を迎えるというのは嬉しいことで、そういうときに自分で拵えたもので歓迎できると生活が健全に機能していると実感できる。器、そこに盛る料理、梅酒。食後に昨年のCOEだったブルンジの豆を挽いてハンドドリップで落とし、お土産に頂いたケーキを頬張る。

昔なら自分で作ったもので客をもてなすのは当たり前のことだったはず。それがいつのまにか既製品の組み合わせになり、やがて家を行き来するという習慣が廃れてしまった。いくら通信が便利になって遠くにいてもいつでも言葉を交わせるようになったとはいえ、直接対面するのに勝る付き合いはない。時代の流れに無理矢理逆らうのは賢いやりかたではないが、自分でできる範囲で自分の生活というものを造りたいものである。


団地暮らし

2014年07月04日 | Weblog

団地で暮らしていると共有領域の維持管理が様々に行われるのに遭遇する。昨日は建物周囲の草刈りだった。勿論、一気に行われるのではなく順繰りになっていて、たまたま昨日が自分の住まいのある棟周辺だったということだ。雑草は繁殖力旺盛なので、こんなふうにきれいになっているのは刈った直後だけのことなのだが、刈らないわけにはいかない。この場所は冬は枯野で地面が露出していた。自分が暮らしている部屋のベランダからの眺めなのだが、毎日観察しているわけではないので、いつ頃からこんなふうに草刈りをしなければならないほど草に覆われているのかわからない。きっといつのまにか枯れて冬の野になるのだろう。放っておいても枯れるのだから草刈りなどしなくてもいい、というわけにはいかない。どうせ汚れるのだから掃除はしなくていい、というわけにいかないのと同じだ。建物の周囲の手入れというのは団地でなくとも、マンションだろうが戸建だろうが必要なことなのだが、今暮らしている団地は規模が大きく共用部分が広いのでこうした手入れの風景が新鮮に感じられるのである。夕方に近所の荒物屋へ出かけて箒と塵取りを買って来た。自分の住戸の前の階段くらいは掃除をしようと思う。


人財求む

2014年07月03日 | Weblog

私の勤務先で立て続けに2人退職した。そのおかげで私が正社員になったということは既にこのブログに書いた。私が正社員になったことで契約社員の枠に空きができたが、それは既に埋まった。問題はもう1人の枠である。なかなか埋まらない。2人のうち片方は既に退職したが、もう1人は8月上旬までの勤務である。この人の後任が決まらないと私の負担が増えるかもしれない。その人が辞めることはどうでもいいことなのだが、その影響が自分に及ぶということになると極めて切迫した話になる。いまあちこちで人手不足という話を耳にする。しかし、正社員は採用しないとか、条件が厳しいというような風潮なので、一向に人手不足は解消しない。経営の立場からすれば雇用は最大のコストなので目先の景況感に対して柔軟に対応することは難しい。経営自身も多くの場合はサラリーマンなので、雇用の枠をどうこうするというような大それた決断はできないのである。そんなことは承知しているが、事が自分のことに及ぶと他人事のように「雇用は云々」などと言っている場合ではなくなる。だれか応募しようという人はいないのだろうか。ちなみに条件は、勤務時間:日本時間の21時頃から翌朝5時頃まで、資格:米国の金融関係の規制機関が実施する資格保有者、語学:日英両方に堪能であること、という3つが必須だ。給与は常識的な範囲内だろう。たぶん米国東部か欧州に在住していると何かと都合が良いのかもしれない。