いきなり『天草が日本中から大笑いされている』と言われても、LGBT法で女性風呂や女性トイレに男が入って注意した場合、その注意する女性が「差別」と指導されて「何で?」と不可解に思うのと同様、知らなかったでは恥をかいたり、後で不利益になる事も多々在るので、改めて「舐められての大笑い」の裏、エビデンス(根拠)を天草住民10万人に説明すると伴に、彼らより先に全国的な大笑いに対する言い訳として、また同住民の名誉から当事者間では検証される事のない原因の究明に入り、その報告とした。

これがセットとなって笑いとなったのが、入札価格335億円での落札率99・7パーセント。

そこに突然、田舎の少額土木工事入札のような90パーセント台が出て、しかも「無駄は67億円(同80%で換算)」と超大規模事業で、全国的に驚かされる99・7パーセントの落札率が出現。

欠けるとされる良識と常識に大きく影響したのが、天草ケーブルネットワーク時代(連合長)の天草市広域デジタル化事業(総額16億円)での随意契約受注。建設管理課、またコンサルのアドバイス、提供資料を把握している連合スタッフを部下に持ちながら、そのレベルは中学生並みの公共事業知識となると、出て来るのはケーブルネットワーク時代に得たか不遜…。(次号へつづく)
5月30日、天草広域連合(馬場昭治連合長・天草市本渡広瀬)は新ごみ焼却処理施設の建設に向けて、同入札の選考、選定を任せていた選定委員会からの結果を受け、同落札候補として川崎技研(福岡市南区)・九州テクニカルメンテナンス(熊本市東区)JVを発表。
問題だと注視されて大笑いなのは、落札候補とされた同共同企業体の選定委員会での技術評価点数と同入札価格で、これが『大舐められた天草』という理由。
同種の審査評価点は厳しく、ここ5、6年前からの同種審査では37点から45点(60点満点)で並ぶが、過去の技術レベルも決して高くはなかったにしても、川崎技研の今回における技術評価点は赤点に近い31・54点。全国的に「ど」の付く最低の技術を落札候補とした訳だが、これには驚きはしても、これだけでは全国的な物笑いにはならない。

これがセットとなって笑いとなったのが、入札価格335億円での落札率99・7パーセント。
公正取引委員会は、公共工事での落札率について80パーセントを限界数値(非談合)と見ているようだが、その意図を汲んでか同種入札でも70〜80パーセントの落札率で落札者が決定して来た。

そこに突然、田舎の少額土木工事入札のような90パーセント台が出て、しかも「無駄は67億円(同80%で換算)」と超大規模事業で、全国的に驚かされる99・7パーセントの落札率が出現。
この二つの驚きがセットとなって、天草への全国的な大笑いとなった。即ち、表現は悪いが、「ボロを大高値買いする天草」という嘲笑。
この大笑いとなった背景だが、後述する経緯から入札が1社入札となった事(無競争)で、落札候補側に入札価格は「目一杯喰ってやろう」との意識にあったとの一因も推定される。
しかし最大の原因は何かと言われると、3万人の支持有権者には失礼ながら一言で言うと「連合長の資質」に尽きる。
同市出身の行政幹部、政界関係者は「天草を任せるリーダーとして良識と常識に欠ける」と感情込みで批判するが、ここでは「新ごみ処理施設事業計画」、いや公共事業に対する不遜な対応を並べて、それを検証する。

欠けるとされる良識と常識に大きく影響したのが、天草ケーブルネットワーク時代(連合長)の天草市広域デジタル化事業(総額16億円)での随意契約受注。建設管理課、またコンサルのアドバイス、提供資料を把握している連合スタッフを部下に持ちながら、そのレベルは中学生並みの公共事業知識となると、出て来るのはケーブルネットワーク時代に得たか不遜…。(次号へつづく)