mpc1/25のアメリカン4-4-0薪機関車の完成写真です。
製作記その11で、速報写真アップしていますので、そちらにコメント頂いた皆様、ありがとうございました。
改めてコメント頂くには及びませんので、どうかお気遣いなく。
4-4-0というのは先輪(機関車の方向を安定させるためのステアする車輪のこと)が2軸(4輪)、動輪(蒸気シリンダーからクランクを介して動く、ステアしない車輪)が2軸(4輪)、従輪(後進が多いような機関車で必要となるステアする車輪)が無いという意味です。
4-6-4というと先輪2軸、動輪3軸(日本では”C”が付く機関車)、従輪2軸という意味で、日本のC11がこれになります。
4-4-0の薪機関車は1840年代~80年代(日本の幕末~明治)のアメリカ開拓時代に活躍した機関車で、石炭ではなく薪を燃料としています。
時速40kmくらいで走っていたようです。
西部劇にもよく登場するお馴染みの機関車です。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅢ」で登場し、デロリアンを押して谷に転落する機関車が正にこれと同型です。
TDLのウェスタンリバー鉄道の汽車(本物の蒸気機関車です!)もこれをモチーフに作られたものです。
現在ではアメリカ国内にもほんの僅かしか残っていないそうです。
キットは1/25というビッグスケールで、機関車と炭水車、軌道の台座がセットになっていて、台座の全長67cm、全幅15cm、機関車の全高が19cmという大きさです。
パーツ数はかなり多く、パーティングラインやバリも程々にありますが、パーツ精度自体はまぁまぁ良い方だと思います。
但し、インスト(もちろん全部英語)にはごく一部を除いて塗装指示は無く、パーツも芋付けが多い上にインストが判りにくいので、決して作り易いキットではありません。
初心者モデラーにはちょっとハードルが高いと思います。
実車の資料や写真が殆ど無いことと、前述の通り塗装指示が無いので各部の塗装は映画「B・T・F・Ⅲ」を参考にかなりの部分を想像で塗っています。
金色部分は実車では真鍮磨きのようですが、キットでは金メッキパーツです。
この金メッキが非常に薄い色でぼやけている上、パーツ組立後の成型処理などでどうせ剥がれてしまうので、思い切ってハイター風呂で全部剥がしました。
組立成型後にクレオスメッキシルバーネクストを下地無しで塗り、その上にクリアイエローとクリアオレンジの調合色を吹いて再現しました。
ヘッドライトはLED電球で点灯するようにしました。
電源は台座内に仕込んであります。
これも資料が無くて判りませんが、電球発明前なので多分ガス灯だと思われますが、雰囲気重視でオレンジ色の光にしてあります。
その他は完全素組みです。
汚しは殆どせずに、ミュージアムモデル風に綺麗目に仕上げました。
製作期間2.5ケ月、製作日数は13日程度です。
今年10個目の完成です。
製作記その11で、速報写真アップしていますので、そちらにコメント頂いた皆様、ありがとうございました。
改めてコメント頂くには及びませんので、どうかお気遣いなく。
4-4-0というのは先輪(機関車の方向を安定させるためのステアする車輪のこと)が2軸(4輪)、動輪(蒸気シリンダーからクランクを介して動く、ステアしない車輪)が2軸(4輪)、従輪(後進が多いような機関車で必要となるステアする車輪)が無いという意味です。
4-6-4というと先輪2軸、動輪3軸(日本では”C”が付く機関車)、従輪2軸という意味で、日本のC11がこれになります。
4-4-0の薪機関車は1840年代~80年代(日本の幕末~明治)のアメリカ開拓時代に活躍した機関車で、石炭ではなく薪を燃料としています。
時速40kmくらいで走っていたようです。
西部劇にもよく登場するお馴染みの機関車です。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅢ」で登場し、デロリアンを押して谷に転落する機関車が正にこれと同型です。
TDLのウェスタンリバー鉄道の汽車(本物の蒸気機関車です!)もこれをモチーフに作られたものです。
現在ではアメリカ国内にもほんの僅かしか残っていないそうです。
キットは1/25というビッグスケールで、機関車と炭水車、軌道の台座がセットになっていて、台座の全長67cm、全幅15cm、機関車の全高が19cmという大きさです。
パーツ数はかなり多く、パーティングラインやバリも程々にありますが、パーツ精度自体はまぁまぁ良い方だと思います。
但し、インスト(もちろん全部英語)にはごく一部を除いて塗装指示は無く、パーツも芋付けが多い上にインストが判りにくいので、決して作り易いキットではありません。
初心者モデラーにはちょっとハードルが高いと思います。
実車の資料や写真が殆ど無いことと、前述の通り塗装指示が無いので各部の塗装は映画「B・T・F・Ⅲ」を参考にかなりの部分を想像で塗っています。
金色部分は実車では真鍮磨きのようですが、キットでは金メッキパーツです。
この金メッキが非常に薄い色でぼやけている上、パーツ組立後の成型処理などでどうせ剥がれてしまうので、思い切ってハイター風呂で全部剥がしました。
組立成型後にクレオスメッキシルバーネクストを下地無しで塗り、その上にクリアイエローとクリアオレンジの調合色を吹いて再現しました。
ヘッドライトはLED電球で点灯するようにしました。
電源は台座内に仕込んであります。
これも資料が無くて判りませんが、電球発明前なので多分ガス灯だと思われますが、雰囲気重視でオレンジ色の光にしてあります。
その他は完全素組みです。
汚しは殆どせずに、ミュージアムモデル風に綺麗目に仕上げました。
製作期間2.5ケ月、製作日数は13日程度です。
今年10個目の完成です。