自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

アメリカン4-4-0薪機関車 完成写真

2018年09月25日 13時11分17秒 | プラモデル完成写真(陸)
mpc1/25のアメリカン4-4-0薪機関車の完成写真です。

製作記その11で、速報写真アップしていますので、そちらにコメント頂いた皆様、ありがとうございました。
改めてコメント頂くには及びませんので、どうかお気遣いなく。

4-4-0というのは先輪(機関車の方向を安定させるためのステアする車輪のこと)が2軸(4輪)、動輪(蒸気シリンダーからクランクを介して動く、ステアしない車輪)が2軸(4輪)、従輪(後進が多いような機関車で必要となるステアする車輪)が無いという意味です。
4-6-4というと先輪2軸、動輪3軸(日本では”C”が付く機関車)、従輪2軸という意味で、日本のC11がこれになります。

4-4-0の薪機関車は1840年代~80年代(日本の幕末~明治)のアメリカ開拓時代に活躍した機関車で、石炭ではなく薪を燃料としています。
時速40kmくらいで走っていたようです。
西部劇にもよく登場するお馴染みの機関車です。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅢ」で登場し、デロリアンを押して谷に転落する機関車が正にこれと同型です。
TDLのウェスタンリバー鉄道の汽車(本物の蒸気機関車です!)もこれをモチーフに作られたものです。
現在ではアメリカ国内にもほんの僅かしか残っていないそうです。

キットは1/25というビッグスケールで、機関車と炭水車、軌道の台座がセットになっていて、台座の全長67cm、全幅15cm、機関車の全高が19cmという大きさです。
パーツ数はかなり多く、パーティングラインやバリも程々にありますが、パーツ精度自体はまぁまぁ良い方だと思います。
但し、インスト(もちろん全部英語)にはごく一部を除いて塗装指示は無く、パーツも芋付けが多い上にインストが判りにくいので、決して作り易いキットではありません。
初心者モデラーにはちょっとハードルが高いと思います。
実車の資料や写真が殆ど無いことと、前述の通り塗装指示が無いので各部の塗装は映画「B・T・F・Ⅲ」を参考にかなりの部分を想像で塗っています。
金色部分は実車では真鍮磨きのようですが、キットでは金メッキパーツです。
この金メッキが非常に薄い色でぼやけている上、パーツ組立後の成型処理などでどうせ剥がれてしまうので、思い切ってハイター風呂で全部剥がしました。
組立成型後にクレオスメッキシルバーネクストを下地無しで塗り、その上にクリアイエローとクリアオレンジの調合色を吹いて再現しました。

ヘッドライトはLED電球で点灯するようにしました。
電源は台座内に仕込んであります。
これも資料が無くて判りませんが、電球発明前なので多分ガス灯だと思われますが、雰囲気重視でオレンジ色の光にしてあります。

その他は完全素組みです。

汚しは殆どせずに、ミュージアムモデル風に綺麗目に仕上げました。

製作期間2.5ケ月、製作日数は13日程度です。
今年10個目の完成です。








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チャレンジャーⅠ 製作記 完成

2018年06月10日 11時20分50秒 | プラモデル完成写真(陸)
レベル1/25 ミッキー・トンプソン&チャレンジャーⅠが完成しました。
その6以後の作業はモデリングワックスで磨いただけです。
完全素組みです。

1960年9月にアメリカ人ホットロッドドライバーのミッキー・トンプソンが地上を走るレシプロエンジン4輪車として初めて時速400マイルを突破し、時速406.6マイル(654km/h)の速度記録を出した時の車です。
記録を出したのは数々の速度記録で有名なユタ州のボンネビル・ソルトフラットです。

スーパーチャージャー付V8エンジン4基を搭載し、4輪それぞれを駆動するという4WD方式で、エンジンパワーは4基合計で3200馬力以上です。

車体レイアウトとしては前から冷却水タンク(ラジエターは無し)→4基のエンジンとミッション&デフ(燃料タンクは極少量のものが各エンジンの脇に配置されています。)→コックピット(お尻よりペダルの位置の方が高い!)→エアブレーキ用パラシュートの順に並んでいます。
フレームは鋼管トラス構造の溶接です。
排気は各エンジンの片側4気筒つづを1本に集合し、サイレンサー無しの直管で車体側面に排気するというレイアウトです。
中央アンダーカウルの4個の穴から覗いているのがそれです。

キットはアメリカレベルのもので、初販がいつ頃かは判りませんが、ランナーやバリの感じから見て、あまり新しいキットではないと推測します。
インストの著作権表示は2012年になっています。
現在は殆ど入手できない状態だと思います。




このキットの最大の難関はシャシーフレームと10分割されたボディパーツとの合いが致命的に悪いことです。
フロント、両サイドのアンダーカウル、リアカウル、キャノピーは調整すれば何とか見られる程度にまで収まりますが、脱着式のセンターカウル(エンジン部分のかばー)はどう調整しても合いません。
完成品を作品展などで展示する際にはセンターカバーとコックピットキャノピーを外してエンジン、コックピットを見せた状態で展示すると思うので、最終的には諦めました。
コックピットキャノピーの小さな窓用のクリアパーツは付属していないので、透明塩ビ板で作ることも考えましたが、素通しでも全く違和感が無いので、そのままにしています。
ミッキー・トンプソンの1/25塗装済みフィギュアが付いていますが、これの出来がかなり良くて、実物とも結構似ています。

それでは完成写真です。

先ずはフルカバード状態です。



フロントホイールカバーを外した状態です。


センターカウルも外した状態です。

コックピットキャノピーも外すとこうなります。


エンジン部分のアップです。

コックピットのアップです。
シートベルトはキットのモールドを塗り分けました。



これで今年8個目の完成です。
6ケ月で8個ですからまずまずのペースです。

次もアメちゃん物・・・空?海?・・・
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ドイツⅣ号戦車製作記 その4 完成

2018年03月17日 18時03分25秒 | プラモデル完成写真(陸)
タミヤ1/48のドイツⅣ号戦車J型が完成しました。

基本塗装完了後、
・転輪と履帯取り付け
・クレオスウェザリングカラー2番グランドブラウンでウォシング
・小物パーツ取り付け
・ライトグレーでドライブラシ
・タミヤウェザリングマスターA、B、Cセットで汚し
・つや消しトップコート吹き
で完成となりました。

砲塔のシュルツェンは付けましたが、車体両サイドのシュルツェンは付けず、箱絵の通りに作りました。
塗装とマーキングは44年のノルマンディー戦線のものです。
完全素組です。
製作期間2週間、正味製作日数は3~4日くらいです。

Ⅳ号J型の詳しい考証は別として、パーツ精度は完璧で非常に作り易いキットです。
インスト通りに作るには全く問題ありません。

これで今年5個目の完成です。









これまでに制作した戦車の完成品集めてみました。
手前は全部タミヤ1/48です。
奥の小さなⅣ突はドラゴン1/72です。


この後の製作予定はサークルの今年のテーマである「アメリカ」一筋になります。


AFV SUPER DETAIL PHOTOBOOK Vol.5 ドイツⅣ号戦車 F2(G)型
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モデルアート
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T-34/76製作記 その3 完成

2018年03月03日 16時18分42秒 | プラモデル完成写真(陸)
タミヤ1/48 ソビエト中戦車T-34/76が完成しました。

製作自体はあまりにも簡単なので、製作途中の写真が殆ど無くてすみません。
前回その2の後、デカールを貼り、小物パーツを取り付けました。
更にMr.ウェザリングカラー2番グランドブラウンでウォッシングをして、ニュートラルグレーでドイライブラシを掛けて、最後につや消しクリアを吹いて完成です。
完全素組みです。
正味製作日数は4日程度です。

何せ、本格的に戦車を作ったのはこれが3台目なので。、まだまだ初心者の拙作です。
これからこの分野も少しづつ修行して、ジオラマなんかも作っていきたいと思います。

これで今年4個目の完成品です。











次は何にしましょうか・・・・。


第二次大戦ソ連重戦車 (ミリタリーモデリングBOOK)
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新紀元社
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ロンドンバス 製作記 その24 完成

2017年11月11日 16時56分48秒 | プラモデル完成写真(陸)
7月8日から製作開始したレベル1/24のロンドンバス「ルートマスター」がようやく完成しました。

当初は電飾を予定していましたが、今の私の知識・技術レベルでは無理ということが判り諦めましたので、完全素組みです。

製作期間4ケ月、製作日数正味20日くらいです。
これまで完成させたキットの中では製作期間、製作日数共にかなり長い方です。
全長38cm、全高18.5cm、全巾10.5cmの大型キットです。

大きさとの闘い、客席や窓などの同じ作業の膨大な繰り返し等で何度かモチベーションが途切れそうになりましたが、キットの出来が良くて特に難しい所が無かったことと、読者の皆様の励ましのコメントのお陰で何とか完成させられました。
ありがとうございます。

乗り合い路線バスなので、ボディの研ぎ出しはしていません。
基本塗装の後、クリアを吹いて、モデリングワックスで磨いただけです。

写真では運転席のワイパーを取付忘れていますが、現在は取り付け済みです。(笑)

これで今年9個目の完成です。
2ケ月で3個、最低でも年間12個完成の目標達成はほぼ不可能になりました。(´;ω;`)













ドイツレベル 1/24 ロンドンバス R07651
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ドイツレベル
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ヨタハチ 完成写真

2016年10月22日 13時34分04秒 | プラモデル完成写真(陸)
フジミ1/24 トヨタS800の完成写真です。
製作期間は約2ケ月、正味製作日数は10日程度です。

私も最近知ったのですが、
元々は日東のキットだったものをフジミが金型を引き継いで若干手を加えてリニューアル発売したものです。
(同じ経緯のキットが他にもいくつかあるそうです。)

2000円以下という安いキットですが、エンジンやシャシー、インテリアもしっかりと再現されていて作り応えのあるキットです。
パーツ精度が良いので組み立ては全く問題無くスラスラと進みます。

このキットはフロントグリルのデザインやフロントサイドのランプ、ヘッドレストと3点式シートベルト付きであることから後期型をモデルにしているのですが、実車の写真を見ると後期型でもフロントサイドのランプは付いていないものが多いので、私は省略しました。
これが無い方がすっきりしてカッコイイと思います。

ニチモが1/24で同じS800をキット化しているので、比べて見るとこのキットの欠点が良く判ります。

欠点その1
フロントとリアのバンパーの幅が広過ぎて、角ばっている。
実車はもっと薄くて丸みがあります。 ニチモは正確に再現出来ています。

欠点その2
サイドウィンドウ後ろのエア抜きが大き過ぎる。
実車はもっと小さく、出っ張りも少ないです。 ここもニチモの方が正確です。

ドアノブの形はフジミが正確です。

前後のバンパーとサイドミラー、ワイパーはクレオスのメッキシルバーネクストで塗装しました。
ウィンドウのサッシ、ドアノブ、燃料タンクキャップはハセガワのミラーフィニッシュを貼っています。
その他のメッキ部分はキットのメッキのままです。

何度見てもお洒落なデザインで、全く古さを感じません。
文句なくカッコイイですね。











トヨタS800 65’GT-1優勝車 浮谷東次郎仕様 シルクスクリーンデカール付
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フジミ模型
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トヨタ2000GT 製作記 その4 完成

2016年08月21日 04時38分05秒 | プラモデル完成写真(陸)
塗装の終わったボディにウィンドウガラスを取り付け、シャシーとドッキングしました。
コンパウンドでサッと磨いて、コーティングポリマーを掛けて、小物パーツを取り付けて完成です。
2010年7月に製作開始して8月には中断して放置開始ですから製作期間なんと6年1ケ月です。(笑)
でも正味の製作日数は7日くらいです。
これで今年9個目の完成になりました。

ウィンドウガラス取り付けの際にボディに接着剤を1滴垂らしてしまったり、フロントアンダー部分を取り付ける際に固定用のマスキングテープとボディの間に接着剤が染み込んだりして、せっかくの塗装の一部が損傷を受けるというアクシデントがありましたが、何とかリカバリーして、あまり目立たなくなりました。

思ったよりも組み易いキットで、流石はハセガワですね。
完成すると、文句なしにカッコイイ2000GTが出現しました。

今日は荒れ模様の天候なので屋外自然光下での撮影はできませんので、臨時の完成写真です。

【追伸】
天気が良くなって、自然光下で撮影できたので、写真を差し替えました。











日本が誇る トヨタ2000GT LEGEND DVD BOOK (宝島社DVD BOOKシリーズ)
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宝島社
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ホンダNSR500製作記 その10 完成

2015年09月12日 14時39分22秒 | プラモデル完成写真(陸)
結構時間が掛かったハセガワ1/12の1989年型ホンダNSR500エディ・ローソン車が完成しました。

1983年~92年まで、実に10年間もWGP500ccクラスに参戦し続け、その間4度世界チャピオンに輝き、ヤマハ・ホンダ・カジバの3メーカー全てで勝利を勝ち取るという偉業を成し遂げ、深刻な怪我もせず健康体のまま引退した稀有なライダー「エディ・ローソン」が1989年に自身としては最後の世界チャンプを獲得した時のマシンです。
エディ・ローソンについての詳しいことはこちらで。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3

キットはハセガワの1/12バイクシリーズの第4弾で最新作です。
ディテール、パーツ精度共に全く問題ありません。
エディ車とガードナー車の2種類のデカールと、フロントフォーク・フロントブレーキの様々な仕様が選択できるようになっています。
デカールは非常に秀逸で、余白はゼロ、曲面への追随性も抜群で、扱いやすく、発色も良いです。

勿論、エディ車で、正立フォーク+鋳鉄ディスクを選択して製作しました。
フロントフォークにミラーフィニッシュを巻いたことと、完成後もエンジンを見ることができるようにするためにアンダーカウルを脱着式にしたこと以外は素組みです。
カウリングは塗装、デカール貼りの後、クレオスのスーパークリアを4~5回吹いて、5日間乾燥させた後、コンパウンドとコーティングポリマーで磨いて仕上げました。
ブログの方にも写真掲載します。

間違いなく、お勧めキットです。










1/12 Honda NSR500
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ハセガワ
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ホンダRA272製作記 その2 完成

2015年06月10日 04時59分33秒 | プラモデル完成写真(陸)
製作途中の写真を撮っていたのを忘れていました。
追加でアップします。

排気管が「排気棒」になっていたので出口を開口しました。


コックピットです。
とてもシンプルです。


タイヤとフロントカウルを取り付ける前の状態です。


・・・・で、完成となった訳です。

以下は前回と同じです。


作り掛けで長年放置していたキットの製作再開なので、早くも完成してしまいました。
(製作記をちゃんと書けなくてすみません)

タミヤ1/20 ホンダF-1RA272 
マーキングは1965年R・ギンザー搭乗車のものです。
最終メキシコGPで全周回トップ走行で優勝しました。(年間順位は6位)
純粋な日本製のF-1マシンで始めて優勝した記念すべきマシンです。

1996年発売のキットですから約20年前のものですが、ディテールも十分ですし、パーツ精度も良く、非常に作り易いキットです。
(何故、何年間も放置していたのかサッパリ思い出せません。)
フロントカウルとエンジンカウルは脱着式です。

プラグコードを追加し、排気管の出口を開口した以外は素組みです。

ボディは基本塗装、デカール貼りの後、クレオスのスーパークリアで艶を出しました。
ラッカー系なので最初は砂吹きから初めて、デカールの様子を見ながら徐々に多く吹き、最後は「垂れる寸前のドバ吹き」で艶を出しました。
乾燥後、研ぎ出しはせず、コンパウンドで軽く磨いた後、コーティングポリマーで仕上げました。
バックミラーの鏡面はハセガワのミラーフィニッシュを貼っています。

振り返ってみると、F-1マシンを作ったのはこれが初めてです。

これで今年の完成品は15個になりました。






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フォードGT40Mk.Ⅱ 完成

2014年10月16日 21時13分31秒 | プラモデル完成写真(陸)
約2年間の放置の後、製作再開した
フジミ1/24 フォードGT40Mk.Ⅱが完成しました。
これで今年14個目の完成です。

マーキングと仕様は1966年ル・マン24H耐久レースで優勝したブルース・マクラーレン/クリス・エイモン組のゼッケン2のものです。
この年のル・マンはフォードGT40Mk.Ⅱが1~3位までを独占し、以後、69年までル・マン4連覇を達成しました。
V8・7L・475馬力のモンスターマシンです。(今なら大したスペックじゃないですけど・・・)

キットはかなり昔の発売ですが、1/24の中で現在でも容易に入手できる唯一にして決定版的なキットです。
エンジンはミッションとエキパイ部分しか再現されていませんが、全体のシルエットも良く、非常に造り易いものです。
唯一の欠点はデカールの質が良くないことです。
堅くて破れやすく、この複雑なボディにはとても貼れるものではありません。
従って、ボディ側面のストライプ以外、マーキングは全て塗装としました。
それ以外は完全素組みです。

ボディの艶出しは、クリアラッカー4回吹きの後、コンパウンド磨き+コーティングポリマー磨きで仕上げました。
耐水ペーパーによる研ぎ出しは行っていません。






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