3/11の震災の時には東京でも電車が止まってしまい、帰宅困難者が大量に発生し、その一部が自転車屋さんに殺到し、あっと言う間に自転車が売り切れになるという現象が発生しました、(その後もしばらくの間、東京では自転車が爆発的に売れました。今は落ち着いているようです。)
我が家には自転車がなかったのですが、そういう状況を観て、「やはり自転車はあった方が良い」ということになり、1ケ月ほど前に電動アシスト自転車とクロスバイクを1台づつ購入しました。
クロスバイクはサギサカというメーカーのアメリカンイーグルという製品で、クロスバイクとしては入門用の安いものです。
・・で、思いついたのが「自転車で都心の勤務先まで行けるものなのか?」ということです。
自宅から都心の勤務先までは片道41kmあります。
高低差は大凡120mほどです。(自宅付近は標高120m以上あり、勤務先周辺は標高数m程度と思われます。)
実験を行う機会をうかがっていましたが、昨日、決行しました!
所要時間はおよそ3時間と見積もり、午前5:30に自宅を出発。
結果は、
往路2時間10分(男子フルマラソンの世界記録とほぼ同じ)、平均時速約20km
復路は3時間5分、平均時速約14km
全走行距離82km
往路はお尻の痛さ以外は特に何も問題なく、スイスイで「なぁ~んだ、これなら時々自転車で来ようかな」なんて思いましたが、復路で思い知ることになります。
お尻の痛さと往路の疲労と「高低差120m」をイヤという程実感しました。
正直言いまして「クタクタ」になりました。
実験結果としては、
「震災などで、イザとなれば可能。でも日常的にやるものではない。 できれば二度とやりたくない。」
が結論です。
このことが実体験としてわかっただけでも価値はあったと思います。
いずれ必ずやってくる震災に備えて、事前に一度は体験しておこうとという意味で、次は機会を観て、全行程の徒歩帰宅に挑戦してみようと思っています。