インド洋2日撤収 「ときわ」最後の補給活動(産経新聞) - goo ニュース
テロとの闘いに参加している諸国から高い評価を受けつつも、国内の政争によりインド洋での補給活動が撤収に追い込まれましたことは、まことに残念なことと思います。たとえ、今後の政局によって補給活動が再開されることになりましても、国際協力における日本国の信頼の低下と再派遣に要する財政上のコストは、あまりに大きな代償であったと言えましょう。
思いますに、この件に関しましては、与野党ともに責があるようです。民主党は、この問題を政局に利用したことに加えて、徒に国連至上主義に固執し、与野党合意に向けての議論の余地さえ与えませんでした。一方、与党側は、解散総選挙を恐れて、衆議院での三分の二条項による再議決に及び腰になりました。つまり、国益よりも党益を優先したことになります。
もちろん、国会の制度的な問題もあるですが、与野党ともに、国益を軸として政策を決定しているようには思えないのです。政治家の頑迷と迷走は、大きな無駄遣いを生むのではないでしょうか。
テロとの闘いに参加している諸国から高い評価を受けつつも、国内の政争によりインド洋での補給活動が撤収に追い込まれましたことは、まことに残念なことと思います。たとえ、今後の政局によって補給活動が再開されることになりましても、国際協力における日本国の信頼の低下と再派遣に要する財政上のコストは、あまりに大きな代償であったと言えましょう。
思いますに、この件に関しましては、与野党ともに責があるようです。民主党は、この問題を政局に利用したことに加えて、徒に国連至上主義に固執し、与野党合意に向けての議論の余地さえ与えませんでした。一方、与党側は、解散総選挙を恐れて、衆議院での三分の二条項による再議決に及び腰になりました。つまり、国益よりも党益を優先したことになります。
もちろん、国会の制度的な問題もあるですが、与野党ともに、国益を軸として政策を決定しているようには思えないのです。政治家の頑迷と迷走は、大きな無駄遣いを生むのではないでしょうか。