民主党の衆院選公約最終案、来年度から高校教育無償化(読売新聞) - goo ニュース
家計が苦しく、経済的な理由から高校進学の夢がかなわない生徒さんに対して、奨学金や無償給付制度で救済をはかるということでしたら、国民の多くも賛成したことでしょう。しかしながら、世帯の所得レベルとは関係なく、公立高校に通う全員の生徒さんの学費を無料化するとなりますと、これは行き過ぎなようにも思うのです。
今日の公立高校については、学力のレベル低下と教育環境の荒廃が指摘されており、必ずしも充実した学校生活が送れるとは限らないようです。この状態で、無償化を実現したとしても、行き場をなくした若者や、目的意識や学習意欲を持てない生徒さんが時間を潰すだけに登校してくるようになるかもしれません。学習内容の質や学力の向上を伴わなければ、教育への予算配分が無駄になってしまいます。学習意欲を引き出すような、何かひと工夫が欠けているように思われるのです。
教育予算を効果的に使うには、学習への動機づけや興味を惹きつける方法を考えることこそ大事です。安易な給付政策よりも、政党や政治家は、国民が拍手を送るような教育戦略の立案に力を注ぐべきなのではないでしょうか。
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家計が苦しく、経済的な理由から高校進学の夢がかなわない生徒さんに対して、奨学金や無償給付制度で救済をはかるということでしたら、国民の多くも賛成したことでしょう。しかしながら、世帯の所得レベルとは関係なく、公立高校に通う全員の生徒さんの学費を無料化するとなりますと、これは行き過ぎなようにも思うのです。
今日の公立高校については、学力のレベル低下と教育環境の荒廃が指摘されており、必ずしも充実した学校生活が送れるとは限らないようです。この状態で、無償化を実現したとしても、行き場をなくした若者や、目的意識や学習意欲を持てない生徒さんが時間を潰すだけに登校してくるようになるかもしれません。学習内容の質や学力の向上を伴わなければ、教育への予算配分が無駄になってしまいます。学習意欲を引き出すような、何かひと工夫が欠けているように思われるのです。
教育予算を効果的に使うには、学習への動機づけや興味を惹きつける方法を考えることこそ大事です。安易な給付政策よりも、政党や政治家は、国民が拍手を送るような教育戦略の立案に力を注ぐべきなのではないでしょうか。
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