夢*想*花

人生○○年!!今までは家族のために頑張った。
これからは、自分のために楽しい、好き、糧になるを目標に過ごしたい。

* 「 ひとり、桜の里で 」

2010-04-30 06:19:52 | テレビ
 
4月16日の花見山公園 ( 写真提供 3班のTさん ありがとうございました)

ゴールデンウイーク中はお互いに忙しいので、夜のウオーキングはお休みにしました。普段滅多に見られない7時台のテレビを、のんびり見ていました。

NHKのにっぽん紀行 「ひとり、桜の里で」
岩国市の山奥。平家の隠れ里で平家の伝統を守りながら、誰もいなくなった集落で、樹齢800年の桜と暮らす89歳のお婆ちゃん。映像は淡々とその暮しを追っていました。ご主人が亡くなってから二年間。麓に住む60歳の息子さんが、毎日車で30分かけて様子を見に来て、食事の用意などして呉れますが孤独な毎日です。

私にはとても真似できないと思いながら、どこかしら羨ましさを感じます。日々のわずらわしさとも無縁で、自然を相手に暮らすことの素晴らしさに共感を覚えます。「山を降りるな」とのご主人の言葉を守りながら、桜を見守っていく一年一年。贅沢な時の流れです。

三国連太郎さんのナレーションも映像にぴったりでした。人生の終盤、枯れて輝くお二人です。特におばあさんの顔が素敵でした。心の中は判りませんが(寂しいのか、楽しいのか)余生を自分の意志で貫けて、それを傍からただ黙って見守って呉れる家族。羨ましい人生です。

私にも晩年そこで過ごしたいと思う土地が有りますが、家族もいますし金銭的な問題等、色々なしがらみを考えると、多分駄目だと半分あきらめています。

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