リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

あるところにあるものは

2015年07月17日 | 日々の風の吹くまま
何となく寝足りないのは、いつも朝の8時過ぎになると目が覚めてしまって、また眠りに落ち
るときもあるけど、そのままうとうとしかできないことが多いからだと思っていたけど、今日も
早々と目が覚めて眠りに戻れないままつらつら考えていたら、やっとわかった。毎日8時過
ぎに出かける隣のパットがエンジンを始動する音で目が覚めるんだ、と。ボランティアに忙し
いパットはいつもうちの車の後ろに路駐していて、それが寝室の窓の外に当たる位置。おま
けに今日はごみの収集日だからよけいに騒々しくて眠りに戻れない。そっか、生活時間が
変則的な人間が地面近くに住んでいるからいけないのか・・・。

午後は新居の最終決済の準備のためにリチャードの弁護士事務所へ。銀行手形を渡して、
まず購入したユニットの位置を確認するイニシャル。次に不動産譲渡税の納付書にサイン。
Property Transfer Taxと言うんだけど、これを払わないと買った不動産の権利を登記でき
ないので、「移転税」と言った方がいいかな。初めてマイホームを買った人たちには軽減制
度があるけど、私たちにはないからしめて160万円。最後に計算書の説明を受けてサイン
をして、あっさり10分。後はパラリーガルが月曜日に代金振込みや名義の移転手続きをし
てくれる。

リチャードの事務所は不動産売買の法務ではバンクーバーで最大級。今年はずっとてんて
こまいで、「みんな疲れて来ている」。そうか、それでArts Clubのレセプションで会わないこ
とが多かったのか。普通は春が一番活発な住宅市場が未だに毎月記録を更新し続けてい
て、いつもなら落ち着くはずの7月も6月を超える勢いなんだそうな。頭金や決済などで事
務所の預かり口座を通ったお金は何と某国の首都に派手な競技場を建ててあげられそう
な額らしいからすごい。

引越しの準備は進んでいるかと聞くので、まあモノが多くてとにかくタイヘンだったという話
をしたら、「うちは娘のためにガレージを壊してレーンウェイハウスを建てることになって、中
にあるものを他に移している最中なんだけど、すごい量なんだよねえ」とリチャード。あらら、
ここにもガレージを物置にしていた人がいる。(今どきガレージに車を入れる人っているんだ
ろうかと思ってしまうな。)新シーズンに会いましょうと挨拶を交わして帰って来たけど、何だ
かどっと疲れが出たような気分で、2人とも昼寝で爆睡。2月に突然始まったこの引っ越し
大作戦、ゴールはもう目の前・・・。