リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

時は商品なりと見つけたり

2015年07月27日 | 日々の風の吹くまま
週末にちょっとまとまった雨が降ったおかげで、埃で白っぽくなっていたトラックも車もちょっ
ときれいになった。きのうは夕方にGot-Junkのトラックが来て、前日とその日の朝に2人が
ほぼ1日がかりでガレージに集めたガラクタを30分ほどで積み込んで持って行ってくれた。
すごい山だと思っていたけど、「トラック6分の1で、最低料金をちょっと超えた量」なんだそう
な。カレシ曰く、「こんなんだったら初めから頼むんだったなあ」。まあ、何にしてもプロに頼
む話になると反射的に「自分でやる!」と言ってしまうのがカレシ・・・。

でも、秒読みの段階になって来て、カレシもやっと時間と自分のエネルギーに限りがあるこ
とがわかったようで、「ああ、気が楽になった」。うん、自分でやりたがる気持もわからなくは
ないんだけど、ここは「引越し」という大プロジェクトを完遂するための手順をいかに効率的
に組むかという課題を最優先しなければならないので、自分の力を試している場合じゃない
のよね。ワタシのビジネスでも、「自分でやれるのに他人に金を払う必要なんかない」と手を
つけたものの結局は外注せざるを得なくなったケースによく遭遇するから、わりと普通の人
間的な心理なんだろうとは思うけど、根底には人を信じられないための不安感があるのか
もしれないな。

そういうことで、きのうの夜は行方不明のビジター用駐車場パス探しはポールに頼み、入居
準備の作業のうち、主寝室のバスルームの改装は管理組合の許可が必要とわかったので
オンラインで申請を出し、マイクにはペンキ塗りと照明器具の取り替えから始めてもらうこと
にして、Bekinsのベニーには8月4日に梱包チーム予約の依頼。寝て起きた頃には、ポー
ルからは「ピーターに問い合わせ中」、マイクからは「了解。あしたの午後にキーフォブと照
明器具を取りに行って、ついでに持って行くキャビネットを取り外す」、ベニーからは「梱包係
2人とトラック1台を予約。料金は1時間1万3千円で最低4時間」とメールが来ていた。

時間は人間の精神的な余裕や自由を生み出す源泉だと思うけど、前世紀にはまだ誰にも
あったのが、今世紀になってからなぜかそれが稀少になって、価値ある「商品」になったと
いうことかな。まあ、ワタシだって時間を売ってお金を稼いで、そのお金で時間を買っている
わけだから、つまり、サービス経済というのは「時間」という商品が流通する経済のことなの
かな・・・?