リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

タイピング歴50年になった

2016年11月27日 | 日々の風の吹くまま
11月27日(日曜日)。あめぇ・・・。でも、風がないからいいか。朝ごはんが済んだらまずは
仕事。きのう芝居書きに夢中ですっかり忘れていた仕事で、期限は今日の午後。寝る頃に
なって思い出さなかったから、すっぽかしてしまうところだった。朝のコーヒーを片手にオフィ
スに駆け込んで、PCを立ち上げて、パカパカっと仕事開始。最近のBlogosに「キーボード
の騒音に共感集まる」という記事があったけど、手動のタイプライターから始めて今年でタイ
ピング歴丸50年のワタシなんか「騒音公害!」と総すかんを食っちゃいそう・・・。

仕事は小1時間で終わって、さっと圧縮して、納品。やれやれ。ふと思いついて件の「キー
ボード騒音」の記事を開いてみた。「キーを叩く音」そのものが耳障りで苛立つのか、「キー
を叩いている人」が嫌いでその人が立てる音に苛立つのか、何か微妙な心理的問題があ
るような感じ。記事に対するコメントでも、キーを叩く音どころか、マウスのクリック音から書
類をそろえる音、はては靴音までが気に障るようで、日本では他人に対して五感で過剰反
応する人が増えているのかと思ってしまった。ワタシは高校を出てすぐ英文タイピストとして
就職して以来ずっとタイプライターの音の中で働いて来たから鈍感なのかもしれないけど。

日本ではずっと手動タイプライターだったのが、カナダに来たらすでにIBMの電動タイプラ
イターが主流になっていて、レバーをガッシャン!と叩いて改行する快感はなかったけど、
使い易さに感心した。音は手動よりも大きかったような気がする。最初のはタイプバー式の
Selectric Iだったけど、次のSelectric IIはタイプボールがガチャガチャと回転する音がや
かましかった。(よくボールのワイヤが絡んで、修理に来るテクニシャンがタイプが速すぎる
とこぼしたっけ。)Selectric IIIを経て、ワタシのデスクに電子タイプライターが登場。内蔵メ
モリ8Kで、ディスプレイは数語ずつ「流れる」小さな窓。使い難くて、総務に「元のを返して」
と泣きついた人もいたっけ。勤め人を卒業したのはオフィスのタイプライターがパソコンに変
わる頃・・・。

う~ん、なつかしいなあ。ところで、「タッチタイピング」ならキーの音が静かになるようなこと
を言っている人がいたけど、タッチ(ブラインド)タイピングは騒々しいタイプライターの時代
からあるキーボードを見ずにタイプする方法で、静かにタイプする方法とは違うんじゃない
のかと思うんだけど・・・。