リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

高層マンションのアキレス腱

2016年11月04日 | 日々の風の吹くまま
11月4日(金曜日)。空中に雲が一杯で朝焼け。なぜか知らないけどやたらと静かなもので、
目が覚めたら9時ぎりぎり。2人とも夜中前には眠っていたので、これじゃあちょっと寝過ぎ。
でも、火曜日と木曜日以外は決まった時間に起きなくてもいいんだから、自然に目が覚める
まで寝ててもどうってことないかな。それとも、過ぎたるは何とかで、睡眠不足と同じように
睡眠過多も健康に良くないのかな。ま、よく眠れることに越したことはないけど。

おとといから2台あるエレベーターの1台が故障中。サービス会社が取り替え部品を待って
いるところで、その後修理を完了するのに2日かかるとか。26階、168戸の「足」なんだけ
どなあ。それでも、あの階で1人、この階で2人と拾いながら降りて来て、だんだん窮屈にな
るのにみんなジョークのひとつも言ってわいわいがや。ロビー階に着いたときには一斉に
「イェ~イ、やっと着いたぁ」と拍手。ぞろぞろと玄関ドアを出て「じゃぁね」。このマンションに
住むオーナーたちは何とも気のいい人たちが多い。

故障で止まっているのは1号機で、これが実によく故障しては止まる。同じ型式なのに隣の
2号機はめったに問題を起こさないのと対照的なのは、どうも賃貸されている戸数が多いた
めにテナントの引越し出入りが頻繁で、そのたびに家具類の搬入搬出専用に指定される
(玄関に近い方の)1号機の消耗を早めるからじゃないかと思うな。区分所有者の総会で採
択された規約で賃貸が認められている分譲マンションの「宿命」みたいなものなのかもしれ
ないけど、たび重なればみんな何とかならないものかと思うようになるかな。

雲がだんだん厚くなって来るので、今のうちにと道路向かいのスーパーまで夕食の食材の
買出し。トートバッグを肩に帰って来たら、何だとぉ~?エレベーター2号機が10階で立ち
往生して「故障」の表示。帰れないじゃないの。どぉ~すんの?帰宅ラッシュの時間が近い
のに、しぃ~らない。思案しているうちに三々五々人が集まって来て、管理人に電話しても
ボイスメールなもので、さすがに気のいい人たちもプンプン。ワタシも待っていてもしょうが
ないと、カレシに階段で帰るから(階段側から開けられない)防火ドアを開けてと電話して、
23階までぐるぐる、てくてく、はあはあ、ぜいぜい。あ~あ、1年分の運動をまとめてやった
気分で、明日はきっと足がこっちこちだろうなあ・・・。