リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

戦没者追悼記念日に

2016年11月11日 | 日々の風の吹くまま
11月11日。雨がちの曇り空。今日はRemembrance Day(戦没者追悼記念日)の休みで
三連休だけど、仕事が入っていれば連休も何もぜぇ~んぜん関係ないから、朝ごはんを食
べてぼちぼちと仕事。1918年11月11日午前11時に第1次世界大戦の休戦協定が発効
したのを記念して、午前11時になるとラジオから葬送らっぱが流れ、1分間の沈黙。ワタシ
としては、世界中のあらゆる理不尽な暴力の犠牲者に哀悼の意を表したい。自らのために
戦うこともできず、あるいは必死で戦ったにも関わらず命を絶たれる人たちの何と多いこと
か。第2次世界大戦当時のカナダ空軍機が「Missing man 」編隊で慰霊飛行・・・。

  

アメリカではまだ「負けを認めない」連中がトランプ当選に反抗して暴れているらしいけど、
アホかいな、キミたち。民主主義ってのはキミたちの理想にみんなが賛同することじゃない
の。民主主義の下では国民すべてが国の将来を決定する権利を持っているんだって、つま
り、キミたちが馬鹿にする学歴も教養もない低所得で無知な田舎っぺにも「それはおかしい」
と声を上げる権利があるんだって、まさか学校で習わなかったわけじゃないよね。キミたち
にまるで存在価値がないかのように見下げられて来た人たちだって、クーデターやテロに訴
えなくても沈黙を破ることができるのが民主主義なんだけど・・・。

大学教育で高度な知識を集めて来たからって、低学歴で低所得の人たちを「愚者」として蔑
視して来たキミたちの驕りがトランプ台頭の道を開いたとは、考えてみもしないだろうな。何
たって「自分は絶対に正しい」という確信に満ち溢れたキミたちのこと、異見・異論には耳を
貸さないし、反論する人間をPCという葵の御紋を振りかざして沈黙させるのに躍起になり
すぎて、キミたちが「愚者」と馬鹿にした人たちが人格を踏みつけにされた怒りを溜め込ん
でいたなんて気づくわけがないよな。知的エリートを自負するあまりの視野狭窄症なのかも
しれないけど、底辺の人たちだって高等な知識はなくても生きる知恵ってものがあるんだか
ら、決して見くびってはならないということなんだけど・・・。

FBでもトランプ叩きの煽りが感情的すぎてげんなり。なぜかそういう政治カラーの「FB友」
が多いからではあるけど、よく見るとほとんどが他人の意見の「シェア」で自分の意見があ
まりない。政治意見にはコメントしない方針だから別にいいんだけど、何となくがっかりした
ような気分・・・。